2020年4月15日

労働者派遣事業の売上高6兆3816億円、2年連続で前年度比が減少

 労働者派遣事業の2018年度の売上高は6兆3816億円で、前年度比が2年連続で減少したことが、厚生労働省が労働者派遣事業を行う3万8128事業所が提出した事業報告を集計した結果分かった。

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 2018年度の労働者派遣事業の年間売上高は6兆3816億円(前年度比1.8%減)となった。

 売上高ランク別に事業所数をみると、売上高10億円以上の事業所は、労働者派遣事業が1236事業所(全体の5.1%)となった。最も多かったのは売上高1~5億円の事業所で全体の28.7%、次いで売上高1000万円~5000万円の事業所で27.1%を占めた。

 派遣先件数は68万9720件(前年度比2.5%減)で、2年連続で減少となった。

 派遣料金(8時間換算)は2万3044円で、前年度比8.9%増加した。

 業務別にみると、労働者派遣事業で派遣料金が最も高かったのは「医師、歯科医師、獣医師、薬剤師」で3万6193円、次いで「情報処理・通信技術者」で3万389円と2業種で3万円を超えた。

 派遣労働者の賃金(8時間換算)は、1万4888円で、前年度比7.6%増加した。

 業務別にみると、労働者派遣事業で賃金が最も高かったのは「医師、歯科医師、獣医師、薬剤師」(2万3919円)で、唯一2万円を超えた。次いで、「情報処理・通信技術者」(1万8930円)、「建築・土木・測量技術者」(1万8492円)が続いた。

 派遣労働者数は、約168万人となっている。内訳は無期雇用派遣労働者が51万815人、有期雇用派遣労働者は117万1716人。

 集計結果は、2018年4月1日~2019年3月31日の期間内に属する報告について、労働者派遣事業3万8128事業所の状況をまとめた。
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