2017年10月20日

起業して成功する人の特徴とは?

日本においては、まだまだ起業はリスクが大きく生き方として一般的ではないと思われがちだ。しかし、かつてのように企業に頼れなくなった昨今、自分でビジネスを興す「起業」も生き方のひとつの選択肢だ。この記事では、起業して成功する人の特徴について解説する。もちろん、何をもって成功とするかは人それぞれだが、この記事では「ビジネスを興し、自分なりの生き方をエンジョイしている人」と定義して進める。

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とにかく「行動」する!

ビジネスは考えているだけでは成立しない。「行動」するからこそ、成果が得られるのだ。この当たり前のことをどれだけ意識しているかが重要である。

ビジネスに失敗はつきもの。この失敗も「行動」しているからこそ得られるものだ。頭で考えていても何も進まない、とにかく「行動」あるのみだ。

起業して成功する人は、この「失敗」を「学習」と捉える。起業を語る際に、よく例として持ち出される話のひとつに「補助輪なしの自転車」がある。

小さな子どもが初めて自転車に乗ったとき、ケガをせずに最初から乗りこなせただろうか。ほとんどの子どもは、かすり傷を負いながら、徐々に自転車に乗れるようになったはずだ。彼らは数多くの「失敗」を繰り返したわけだが、次第に自転車の乗り方をマスターしていったわけだ。

起業も「補助輪なしの自転車」と同じ。「失敗は成功の母である」とはよく言ったものだが、起業して成功する人はこのことを本心から理解しているのである。

リスクマネジメントに長けている

企業はなぜ倒産するのか。さまざまな事情があるが、売り上げ不振などに直面し、キャッシュが尽きてしまい、運営難に陥ったことが最大の要因と考えられる。

倒産企業の多くは、単一事業しか行っていない。例えば、身近な例としてラーメン店を考えてみよう。このラーメン店は、10年間地域に根差し、愛されていたものの、近所に安さを売りにするラーメン店が進出、瞬く間に経営難に陥ってしまった。

こんなとき、もし別の事業を手がけていたらどうなっただろうか。例えば、こだわりを生かしたラーメンスープを販売していたら、十分なキャッシュを得ることができたかもしれない。そして、こうなると、経営難とは無縁で次善策を考える余裕が出てくるかもしれない。

100年続いている企業を観察すると、なぜ成功しているかよく理解できる。長寿企業の多くは、同じ事業を行わず、細々とでも生き残っているものだ。

筆者の知るある経営者はこう言う。
「新たに始められる事業が最低10はないと不安で仕方がないね」
単一事業では、リスクが一事業に集中してしまい、倒産リスクが回避できない。起業して成功する人は、常日頃からこういったリスクを直視し、回避するために努力を惜しまない人だ。

“致命傷”を負わないように注意している

起業したものの、うまくいかず数千万いや数億円の借金を背負ってしまったという話をよく耳にする。借金が数億円となっては、挽回しようにも打つ手が少なく、八方ふさがりだろう。

輸入販売や店舗ビジネスなど初期投資が莫大な事業の場合、このような“致命傷”を追ってしまうケースは少なくない。

可能ならば、元手があまりかからない商売、例えばコンサルティングやセミナービジネスなど、たとえ失敗しても“致命傷”とならないビジネスをおススメしたい。

起業して成功する人は、こうしたスモールビジネスから始め、自由になるキャッシュを作り出し、再投資することで成果を得ているのだ。

「カネ」だけに価値を置いていない

起業する目的としてよく聞かれる「もっとお金を稼ぎたい」。確かに、起業すると会社員の数十倍いやそれ以上稼ぐことももちろん可能だろう。

ある程度稼げるようになると、ビジネスをする目的が「カネ」から「人のため」に変化する。なぜなら、「カネ」はある程度溜まれば、多くの起業家は満足するからだ。

しかし、「人のため」に目的が変化したとき、それは到達点のないものになる。だからこそ、現状に満足せず、ビジネスを続けることができるのだ。

もし「カネ」にのみ価値を置いていたら、十分なカネが溜まった段階で、事業を止めることになるだろう。それが悪いことだとは決して思わないが、ビジネスをする以上、何かしら「人のためになることをしたい」と考えるのが人間だ。

起業して成功する人は、「人のため」に努力できる人だ。「カネ」に価値を置きすぎると、私利私欲に走り、欲に目がくらみ、足元をすくわれかねない。

事業は小さく始め、大きくしていこう!

ここまで起業して成功する人の特徴について解説してきた。もちろん、今回解説しなかった特徴、例えば「情熱的である」とか「負けず嫌い」など性格に由来する点も成功要因のひとつではあろう。

起業して成功する人を毎日観察すれば、なぜ成功しているか納得できるはずだ。決して特別なことをしているのではない。愚直に行動した成果が表れているにすぎないのだ。

結局のところ、起業して成功する人は、「身の丈にあったことをしている」のだ。何もしていない人がいきなり年売上高30億円の企業をつくれるはずもない。やはり、日頃の積み重ねこそが成功のファクターなのだろう。
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