2020年8月12日

2022年卒学生の就職は「厳しくなる」との見方に9割、インターンシップには積極的

 2022年卒学生を対象に就職戦線の見通しを聞くと、2021年卒学生よりも「厳しくなる」と考える学生が9割近くに上っていることが、ディスコ(東京・文京、新留正朗社長)の調査で明らかとなった。

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 2022年卒学生が自分たちの就職戦線について1学年上の先輩たち(2021年卒者)に比べてどのようになると見ているのか、その見通しを聞くと「非常に厳しくなる」(44.6%)、「やや厳しくなる」(43.8%)となり、合わせて9割近く(88.4%)が厳しいとみている。

 前年同期調査と比べると、「非常に厳しくなる」が約30ポイント増加しているのが目立つ(16.2%→44.6%)。

【就職戦線の見方】
非常に厳しくなる 44.6%(前年同期16.2%)
やや厳しくなる 43.8%(同55.1%)
どちらでもない/変わらない 9.4%(同24.9%)
やや楽になる 2.1%(同3.6%)
非常に楽になる 0.1%(同0.2%)

 今後コロナ禍で就職活動を行っていくことへの不安について聞くと、最も多いのは「採用数の減少」(86.0%)。8割強に上り圧倒的に多い。次いで「インターンシップの減少」が約6割(60.7%)、「就職に関する情報の不足」(55.1%)、「学業と就職活動の両立」(52.9%)が半数を超える結果となった。

 「不安はない」は1.3%にとどまる。具体的には、志望業界の採用規模の縮小などに加え、大学構内への立入制限で、キャリアセンターや先輩・友人から情報を得ることができないことへの不安の声が挙がった。また、夏季休暇期間の短縮などにより、就活準備に割ける時間が少なくなることへの懸念も見られた。

 大学3年生(修士1年生)の6月下旬時点での、インターンシップや仕事研究プログラム等への参加意向を聞くと、「参加したい/参加する予定」が9割(94.0%)を超えた。

 インターンシップ等に参加意向がある学生(全体の94.0%)に、参加方針は、「できるだけ多くのプログラムに参加したい」が6割を超え(62.5%)、「数を絞って参加したい」(37.5%)を大幅に上回った。

 また、「少しでも興味があれば参加したい」が約6割(60.5%)に対し、「参加する企業はじっくり選びたい」は39.5%で、積極的な姿勢がうかがえる。

 今年はオンラインでの実施増が予想されるが、学生に参加意向を尋ねたところ、「積極的に参加したい」が4割強に上った(45.1%)。「参加してもよい」(43.7%)と合わせると9割(88.8%)近くに上り、大多数がオンラインでのプログラムに肯定的だった。「参加したくない」は5.9%にとどまる。

 調査は、2020年6月19日~25日、2022年3月卒業予定の全国の大学3年生・大学院修士課程1年生を対象にインターネットで実施し、1090人の回答を得た。(文系723人、理系・学部生266人、理系・大学院生101人)
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