2017年2月2日

人材採用の意欲がある企業が98%、選考のポイントは「主体性」

 人材採用の意欲がある企業は、2016年12月時点で98.1%に上っていることがマイナビ(東京・千代田、中川信行社長)が実施した「2016年マイナビ企業人材ニーズ調査」で分かった。

 (11369)

 正規、非正規を問わず、人材の雇用意欲があると回答した企業は、全体の98.1%と非常に高かった。業種別では「官公庁・公社・団体」が他よりもやや割合が低い傾向にあった。

 現在採用意欲のある雇用形態は、正社員(2018年卒新卒)が最も高く97.3%となった。

【現在採用意欲のある雇用形態】
1位 正社員(新卒採用) 97.3%
2位 正社員(中途採用) 65.5%
3位 パート・アルバイト等 29.6%
4位 契約社員 28.5%
5位 派遣社員 14.4%

 2016年の一年間で採用した雇用形態は(複数回答)、正社員(2017年4月入社の新卒採用学生)が94.7%、正社員(中途採用)70.0%、派遣社員以外の非正規雇用(パート・アルバイト等)43.5%の順で割合が高かった。

 正社員(新卒採用)で選考時に着目している「社会人基礎力」のポイントは「主体性」(78.7%)が最も多く、「柔軟性」(63.3%)、「実行力」(58.6%)が続く。

 正社員(中途採用)も「主体性」(76.0%)が最も多いが、「実行力」(75.6%)もほぼ同水準の回答となっている。

【新卒採用・選考時に着目しているポイント】
1位 主体性 78.7%
2位 柔軟性 63.3%
3位 実行力 58.6%
4位 規律性 50.7%
4位 ストレスコントロール力 50.7%

【中途採用・選考時に着目しているポイント】
1位 主体性 76.0%
2位 実行力 75.6%
3位 柔軟性 58.6%
4位 ストレスコントロール力 57.1%
4位 規律性 49.3%

 「社会人基礎力以外の項目」は新卒・中途採用ともに1位は「志望動機(やる気)」(新卒91.7%、中途75.0%)、2位は「企業文化(社風)に馴染めそう」(新卒76.3%、中途66.0%)となった。

 中途採用ではほかにも「具体多岐な業務経験」(65.2%)、「専門知識」(55.3%)が5割を超え、新卒が「社会人となる素地」に注目するのに対し、中途ではそれに加えて「業務遂行可能性」にも焦点が当たっていることが分かる。

 調査は、2016年12月1日~27日、新卒採用・中途採用人事担当者などを対象にWEBフォームで実施し、1293社の回答を得た。(回答内訳:上場企業142社・非上場企業1151社/製造業478社・非製造業815社)

マイナビ「業界・職種別の専任コンサルタントによる面談を重視した紹介で確実な採用を実現します」 - 人材コンサルティング会社ガイド100選

マイナビ「業界・職種別の専任コンサルタントによる面談を重視した紹介で確実な採用を実現します」 - 人材コンサルティング会社ガイド100選
山本 智美 取締役 紹介事業本部長

マイナビ新卒紹介「適性のある“採用候補集団”の学生を紹介し、ミスマッチのない効率的な新卒採用を支援します」 - 人材コンサルティング会社ガイド100選

マイナビ新卒紹介「適性のある“採用候補集団”の学生を紹介し、ミスマッチのない効率的な新卒採用を支援します」 - 人材コンサルティング会社ガイド100選
柳楽 太郎 若年キャリア事業部 営業支援部 部長

おすすめの記事

無期転換に伴う制度設計と就業規則見直しの留意点

無期転換に伴う制度設計と就業規則見直しの留意点
いわゆる有期契約労働者の無期転換申込権については、平成25年4月1日施行の労働契約法改正により、有期労働契約の濫用的な利用を抑制し労働者の雇用の安定を図ることを目的として、労働契約法第18条において定められました。無期転換に伴う制度設計と就業規則見直しの留意点を解説します。
7 件

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

日本人材ニュース|人材採用と人材育成の人事専門誌

関連する記事

2017年の人材需要と採用の課題 深刻な若年労働力の不足で女性・シニアの活用本格化

2017年の人材需要と採用の課題 深刻な若年労働力の不足で女性・シニアの活用本格化

若年労働力の不足が深刻になる中、多様な労働力の活用が課題となっており、従来型の採用手法では人材確保が難しくなっている。2017年の日本の雇用情勢と企業の人材採用数の予測を、企業の人材採用を支援する主要人材コンサルティング会社50社を対象にアンケート調査で聞いた。
【新卒採用】ターゲット学生への効率的なアプローチを求める考え方がより鮮明に

【新卒採用】ターゲット学生への効率的なアプローチを求める考え方がより鮮明に

マイナビワークス 柳楽 太郎 若年キャリア事業部 営業支援部 部長
HRテックの最新動向 高機能・低価格で大幅に生産性向上

HRテックの最新動向 高機能・低価格で大幅に生産性向上

 HRテックを取り入れる企業は近年拡大傾向にある。その背景には安価でかつ安全なサービスを取り入れることで、人事部門の生産性向上や社員の働きやすさ向上につなげる意図がある。新卒採用、中途採用、労務管理、タレントマネジメント、教育・研修、組織診断、社内SNSの7つの分野の日本におけるサービスを取材した。
2018年新卒採用予定者は4学歴で「増加」、目的は“基幹的業務を担う者の確保”

2018年新卒採用予定者は4学歴で「増加」、目的は“基幹的業務を担う者の確保”

 2018年の新卒採用予定者数が前年と比べて「増加」するとした事業所は、学歴別にみて「高校卒」、「大学卒(文科系)」、「大学院卒」、「専修学校卒」の4学歴で2017年5月調査の割合を上回ったことが、厚生労働省の5月の労働経済動向調査で分かった。
未充足の求人がある事業所が53%、サービス業では71%

未充足の求人がある事業所が53%、サービス業では71%

 未充足の求人がある事業所が53%に上ることが、厚生労働省の2月の労働経済動向調査で分かった。サービス業は7割以上、医療・福祉業や宿泊・飲食サービス業では6割以上となっている。

この記事のキーワード

この記事のライター

編集部(人材サービス担当) 編集部(人材サービス担当)

サイト会員限定記事

セミナー・イベント

プレスリリース