2020年1月17日

【営業職の中途採用】「若年層・転職回数が少ない経験者」を募集の企業は採用の苦戦が続く

Results 清島 雅晃 代表取締役社長

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 営業職求人の現況ですが、当社の取扱件数は前月比およそ10%程度増加をしており、営業職未経験者歓迎の求人がおよそ4割、また複数人数募集の案件も非常に多くなっています。

 採用実績からみる年齢上限も39歳前後と、これまで35歳前後となっていた頃よりもいずれも条件を広く設定される求人が多く、企業における営業職の人材不足の状況が見て取れるもの
となっています。

 求職者の現況ですが、現在の売り手市場と世の中的な転職ハードルの低下を受けて、年齢・転職回数(経験社数)が徐々に高く、多くなってきている傾向が特徴的となっています。

 しかし、採用する企業側は、若年層かつ転職回数少なめの人材を求める傾向が変わらず続いているため、求職者とのミスマッチが大きくなってきています。また営業経験だけでなく、業界経験を求めて募集される企業の苦戦が続いている状況となっています。

 そのため、「若年層かつ転職回数が少なく、営業経験・業界経験を持つ」というような、いわゆる営業職人材として最も競合する人材を募集されている企業の採用充足までの時間がよりかかる状況となっており、これらの人材を求める企業は、これまで以上に先々を見据えた採用計画をしっかり立て、早期に採用に動き出す必要性が高まっているといえます。

 また、現状の採用環境に合わせ、採用基準を多少緩和しながらも(業界未経験者の受け入れなど)、即戦力として活躍できる営業人材の採用を成功させるためには、経験値の高いベテラン営業職には課題解決提案型営業が必要な顧客を担当させ、新人営業職には商品提案型やいわゆる御用聞き営業でも対応可能な顧客を担当させるといった担当業務の整理が欠かせません。

 また、営業ツールの充実や営業マニュアルの整備、SFAの導入などによって、これまで営業職人材の属人的スキルに依っていた業務の“平準化”や“型化“を行う社内の工夫や取り組みも必要となっています。
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