2011年1月10日

【著者が語る】伝説の人事部長 究極の就活論

クレディコム 小宮謙一 代表取締役

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クレディコム 小宮謙一 代表取締役

 働き方は、社会で働く人の数だけあると思う。仕事とは何か。働くことはどういうことか。就職活動を通して、『会社選び』を行うことの本質を、気づき、考えてほしいということもあり、TOKYO FMの番組「伝説の人事部長」はスタートした。

 出演する企業の経営者や人事担当者の皆さんと対談を通してお話ししていくなかで、将来の事業の担い手となる学生の皆さんへの期待の大きさを肌で感じ、また、それぞれの企業の『働くということ』の考え方を伺いながら、「働くって何だろう」「会社と人材って何だろう」「就職活動って何だろう」ということを、自分なりに整理する機会にもなった。

 本書は、就職活動を行う学生を対象となっているが、実際には、既に企業で活躍しているビジネスマン、そして、人事採用の業務にあたる人事部の皆さんにこそ、参考になるのではないかと思う。

 15の企業の、経営者や人事担当者の方々との対談を中心に構成されているが、業種もさまざまで、それらの企業が考える求める人物像や、仕事に対する考え方、企業文化の創出の施策などを、比較しながら読めるのが、大きな特徴だと思う。そうした企業ならではの特色を、私なりに解釈し、 “小宮'S EYE”として各対談の括りとした。

 社会環境の激変に伴い、就活環境の厳しさや、内定率の低下などが社会全体で不安視されてきているが、そこには、若い人に向けての「働くこととは何か」という考え方を含めた、大人たちのメッセージが希薄になっていることも、一因ではないかと考える。

 本書を通して、学生の皆さんには、自身が社会に出て輝くための一助となり、社会人の皆さんには、自らが働くことの意義と向き合う機会作りになることができれば、と心から願っている。
伝説の人事部長 究極の就活論

伝説の人事部長 究極の就活論

小宮謙一著
学研パブリッシング、1300円
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日本人材ニュース編集委員・ジャーナリスト 溝上憲文

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