2017年12月1日

大卒初任給20万6100円、すべての学歴で前年超

 2017年の大卒初任給は前年比1.3%増となる20万6100円で、すべての学歴で前年を上回ったことが厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」で分かった。

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 2017年の初任給を学歴別にみると、大学院修士課程を修了した人は23万3400円(前年比0.9%増)、大学卒は20万6100円(同1.3%増)、高専・短大卒は17万9200円(同1.3%増)、高校卒16万2100円(同0.5%増)となり、全ての学歴で前年を上回った。

 大学卒の初任給を男女別にみると、男性が20万7800円(前年比0.9%増)、女性が20万4100円(同2.1%増)となっており、男女とも前年を上回った。

 大学卒の初任給を企業規模別にみると、常用労働者1000人以上の大企業では21万1000円(前年比2.0%増)、100~999人の中企業では20万2500円(同0.7%増)、10~99人の小企業では19万9600円(同0.3%増)となった。

 大学卒の初任給を産業別にみると、「情報通信業」が最も高く21万5000円(前年比1.4%増)、次いで「学術研究、専門・技術サービス業」21万3900円(同4.8%増)、「建設業」20万8700円(同0.7%減)が続いた。

【産業別 大学卒の初任給】
情報通信業 21万5000円(前年比1.4%増)
学術研究、専門・技術サービス業 21万3900円(同4.8%増)
建設業   20万8700円(同0.7%減)
卸売業・小売業 20万7200円(同1.7%増)
教育・学習支援業 20万6400円(同2.9%増)
金融業・保険業 20万5400円(同1.3%増)
医療・福祉   20万4900円(同4.2%増)
製造業     20万3200円(同0.6%増)
サービス業(他に分類されないもの) 19万9200円(同2.2%減)
運輸業・郵便業 19万5000円(同1.1%増)
宿泊業・飲食サービス業 19万4500円(同1.5%増)

 男女別では、男性は「学術研究、専門・技術サービス業」(21万7000円)、女性は「情報通信業」(21万6400円)が最も高い。

 最も低い産業は、男性が「運輸業・郵便業」(19万7300円)、女性も「運輸業・郵便業」(19万1900円)となっている。

 調査は、2017年7月に、2017年6月末日現在の状況について10人以上の常用労働者を雇用する民間の事業所のうち新規学卒者を採用し、初任給が確定している1万5378事業所を対象に集計した。

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