2017年12月5日

世帯年収400万円で結婚を考える20代男性は4割、出産・子育ても女性に比べて慎重

世帯年収400万円で結婚を考える20代男性は4割で、出産・子育ても女性に比べて慎重に考えていることが、SMBCコンシューマーファイナンス(東京・中央、幸野良治社長)の「20代の金銭感覚についての意識調査2016」明らかになった。

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20代の未婚者に対し、結婚後は夫婦共働きを希望するか、どちらか一方の片働きを希望するか聞いたところ「夫婦共働き」が76.0%で多数派となった。

 さらに、既婚者に対し、現在は夫婦共働きか、どちらか一方の片働きか聞いたところ「夫婦共働き」が55.1%、「どちらか一方の片働き」が43.9%となった。

 昨年の調査結果と比較すると、既婚者が「夫婦共働き」している割合は44.7%から55.1%となり約10ポイント上昇した。

 20代では夫婦共働きの世帯が増えているが、それでも未婚者の共働き希望(76.0%)を下回っていた。

 共働きの希望と現実を見比べてSMBCコンシューマーファイナンスでは「共働きを望んでも実現が難しい環境が将来の世帯年収についての展望を暗くし、“20代のうちは結婚や出産・子育てするほどのお金の余裕がない”と思わせる一因となっているのではないか」と分析した。

 結婚や出産・子育てなどをしたいと思える世帯年収額を聞いたところ、“結婚”は年収400万円で48.8%、年収500万円で66.0%。

 “出産・子育て(1人)”は年収400万円では37.8%、年収500万円では54.4%、“出産・子育て(2人)”は年収400万円では23.4%、年収500万円では37.4%となった。
 男女別に年収400万円でしようと思う割合をみると、男性の結婚は40.0%、1人目の出産は32.8%、2人目の出産は19.6%、女性の結婚は57.6%、1人目の出産は42.8%、2人目の出産は27.2%となり、男性は女性よりも低くなった。

 男性は自身の収入で家族を支える責任を感じるためか、世帯年収が400万円の場合、結婚や出産・子育てに前向きになれない傾向が強いことが明らかとなった。

 仕事をリタイアする年齢までに貯蓄がいくらあれば安心できるか聞くと、「500万円超~1000万円以下」が30.6%と最多となり、全体の平均額は4380万円だった。

 また、2000万円以下で安心できるという人の割合は60.6%となっており、2000万円あっても安心出来ない人が20代の約4割を占め、「5000万円超~1億円以下」12.8%や「1億円超で安心」4.6%といった回答も一定数みられた。

 調査は、2016年10月5日~11日、20~29歳の男女を対象にインターネットで実施し、1000人の有効サンプルを集計した。
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