2017年8月17日

就活に最も影響したニュースワードは「人工知能・AI」で31.6% マイナビ調べ

 就活に最も影響したニュースワードは「人工知能・AI」となったことが、マイナビ(東京・千代田、中川信行社長)が実施した2018年卒業予定の学生を対象とした調査で分かった。

 (12970)

 2018年卒学生が自分の就職活動に影響したと思うニュースワードは「人工知能・AI」で31.6%となった。2位が「IoT(Internet of Things)」の30.5%となり、今話題を集めているテクノロジー関連のキーワードが自身の就職観や志望企業などに影響を与えたことがわかった。

 「人工知能・AI」は文系男子で1位、理系男子で2位と、女子より男子の割合が高い。また、「IoT」は理系男子・理系院生で1位となり、理系学生への影響が強かったようだ。

 全体の3位は「働き方改革」(30.4%)で文系男子・文系女子・理系女子で2位と幅広く影響があった。4位の「女性活躍推進」(23.1%)は文系女子・理系女子・理系学部生で1位となり、女子は文理ともに約5割となった。

 5位の「地域活性化・地方創生」(16.8%)は特に地方在住者に影響があったようだ。

【就職活動に影響したニュースワード 上位10項目】
1位 人工知能・AI 31.6%
2位 IoT 30.5%
3位 働き方改革 30.4%
4位 女性活躍推進 23.1%
5位 地域活性化・地方創生 16.8%
6位 プレミアムフライデー 8.1%
7位 再生可能エネルギー 7.0%
8位 一億総活躍社会 3.4%
9位 オープンイノベーション 3.3%
10位 イノベーション人材育成 3.0%

 AIによる面接・選考については、「賛成(賛成+どちらかと言えば賛成)」が43.8%、「反対(反対+どちらかというと反対)」が56.2%とやや反対意見が多かった。

 特に女子については、反対の割合が文系で64.9%、理系で59.6%と男子よりも高い。

 AIに評価されても納得できる選考方法は、1位「適性試験の評価」(77.5%)、2位「エントリーシートの評価」(44.2%)、3位「面接の評価」(14.4%)となり、エントリーシート(紙、WEB、文章形式)や、適性試験の評価など、正誤や、数値、統計的なデータで判断できるものの納得性が高いという結果となった。

 一方、面接やグループディスカッション、動画投稿形式のエントリーシートなど、人と人とのコミュニケーションや映像によって表情や雰囲気などが伝わる領域において、AIが評価する事への納得度は低かった。

 調査は、2017年7月26日~31日、2018年卒業予定の全国大学4年生と大学院2年生を対象にWEB上のアンケートフォームで実施し、1782人の回答を得た。
(文理男女別)文系男子333人、理系男子482人、文系女子456人、理系女子511人
(地域別)関東704人、東海182人、関西371人、その他525人

おすすめの記事

パワハラの判断基準と不適切な注意・指導の防止策

パワハラの判断基準と不適切な注意・指導の防止策
今日において、「パワーハラスメント」やこれを略した「パワハラ」という用語は社会的に定着した用語として一般に用いられており、この用語を知らない人はいないと言っても過言ではないでしょう。したがって、企業においては、規模や業種を問わず、パワハラ対策は優先的に取り組むべき課題であることを認識しておく必要がありますので、パワハラ問題の難点や裁判例の考え方を解説します。
5 件

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

日本人材ニュース|人材採用と人材育成の人事専門誌

関連する記事

3月時点で進路確定した2018年卒学生は9割半ば、前年上回る

3月時点で進路確定した2018年卒学生は9割半ば、前年上回る

 調査を実施した3月時点で、卒業後の進路が確定した大学生・大学院生はともに9割半ばと前年を上回っていることが、全国求人情報協会が実施した「2018年卒学生の就職活動の実態に関する調査」で明らかとなった。
2019年卒学生の就職内定率は65.7%、面接解禁月から6割超の高水準 ディスコ

2019年卒学生の就職内定率は65.7%、面接解禁月から6割超の高水準 ディスコ

 2019年卒業予定者の大学生の採用面接が6月1日に正式に解禁され、就職活動が山場を迎えている。2019年卒学生の6月1日現在の内定率は65.7%で、5月1日現在(42.2%)より23.5ポイント上昇していることがディスコ(東京・文京、新留正朗社長)の調査で分かった。
就活中の学生の本音、働き方の理想は“私生活優先”、“チームで仕事”

就活中の学生の本音、働き方の理想は“私生活優先”、“チームで仕事”

 2019年3月卒業予定の大学生にとって、働き方の理想は“私生活優先”、“チームで仕事”であることが、就職情報サービスのディスコ(東京・文京、新留正朗社長)の調査で明らかとなった。
大学生の就職率が過去最高の98.0%

大学生の就職率が過去最高の98.0%

 今春卒業した大学生の就職率が過去最高となったことが、厚生労働省と文部科学省の就職内定状況等の共同調査で分かった。
人気就職先1位は日本航空(JAL)、航空業界・総合商社が根強い人気

人気就職先1位は日本航空(JAL)、航空業界・総合商社が根強い人気

 2019年3月卒業予定の大学生が希望する就職先の人気ランキング1位は日本航空(JAL)であることが、人材サービスのディスコ(東京・文京、新留正朗社長)の調査で分かった。海外の大学で学ぶ日本人留学生が選んだ1位企業はP&Gだった。

この記事のキーワード

この記事のライター

編集部 編集部

サイト会員限定記事

セミナー・イベント

プレスリリース