2015年10月30日

【技術の人材派遣動向】建設業界は引き続き売り手市場、BIMオペレーターの求人増加

ヒューマンリソシア 高橋 哲雄 コンストラクション営業本部 本部長

 (3456)

 建設業界は、人手不足を背景に採用を増やしており、引き続き売り手市場となっています。これは、全国での防災・減災対策工事の増加に加え、東京五輪に向けたインフラ整備や都市部の大規模再開発などの需要が見込まれているためです。
 当社が得意とするCADオペレーターにおいても建築・土木・設備など全般的に需要が拡大しており、8月の派遣スタッフ募集時の平均時給は7カ月連続で前年同期比プラスとなっています。
 実務経験の豊富なCADオペレーターに対するニーズは、今後も増加する見込みです。その一方で、人材確保を優先し、「多少なりとも実務経験があれば」というニーズも増加しており、経験年数の浅い派遣スタッフにも活躍の場が広がっており、まさに売り手市場の状況です。
 最近では、職業訓練校や専門スクールを卒業した実務未経験者であっても、採用の検討対象となる機会も増えてきており、建設関連各社の人材確保に対する積極的な姿勢が見受けられます。当社としてもこうした企業の積極姿勢に応えるべく、人材の確保・育成に動いています。
 また、最近の需要動向として注目をしているのが、BIM(Building Information Modeling)の求人増加です。BIMはグローバル建設市場ではスタンダードな存在ですが、ここにきて国内大手ゼネコンを中心に急速に普及が進んでいます。

 建設各社では、自社社員への育成を進めながら、一方で不足するBIMオペレーターの新規採用を進めています。しかし、市場に経験者がほとんどいない上、本格的にオペレーター育成に取り組む教育機関もまだまだ少ないことから、人材の確保が進んでいない状況です。
 当社では、今後さらにBIMを使える人材の需要が高まると予想し、代表的なBIMソフトの「ArchiCAD」「RevitArchitecture」「GLOOBE」といったBIMオペレーターの育成をはじめています。
7 件

関連する記事

【外国人の中途採用】海外事業の地域拡大やダイバーシティ推進で求人ニーズが多様化

【外国人の中途採用】海外事業の地域拡大やダイバーシティ推進で求人ニーズが多様化

ヒューマンリソシア 廣江 隆司 人材紹介事業部 事業部長
ヒューマンホールディングス/RPAを全社導入し業務削減目指す、導入支援は全国9拠点に拡大

ヒューマンホールディングス/RPAを全社導入し業務削減目指す、導入支援は全国9拠点に拡大

ヒューマンホールディングス(東京・新宿、佐藤朋也社長)は、6月1日から定型的な業務を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を全社で本格導入する。ノウハウを有する人材サービスのヒューマンリソシア(東京・新宿、御旅屋貢社長)がグループ全社に対しRPA教育の機会を設け、必要に応じて導入支援、シナリオ作成サポートも行う。
ヒューマンホールディングス第2四半期連結決算 売上高は前年同期比5.3%の増収

ヒューマンホールディングス第2四半期連結決算 売上高は前年同期比5.3%の増収

教育を中心にさまざまな人材サービスを手掛けるヒューマンホールディングス(東京・新宿、佐藤朋也社長)は2018年3月期第2四半期の連結決算を発表した。売上高は386億7300万円、営業利益は9億7800万円となった。

人事向け限定情報を配信中

人事向け限定情報を配信中