2016年8月1日

コンサルティング特化の人材紹介アクシスコンサルティングが、老舗人材紹介ケンブリッジ・リサーチ研究所の全株式を取得

人材コンサルティング会社のアクシスコンサルティング(東京・千代田、山尾幸弘社長)は、民営人材紹介事業で労働大臣許可首都圏第1号の老舗として54年の歴史があるケンブリッジ・リサーチ研究所(東京・港、橋本寿幸社長)の全株式を取得した。これにより両社は事業協力関係を強化し、コンサルティングファーム出身者の事業会社への人材紹介及び製造業に対するものづくりコンサルティングを強化する。

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 アクシスコンサルティングは、国内大手コンサルティングファームをメインクライアントとする人材紹介事業と、国内およびアジア諸国製造業のものづくりを支援する製造コンサルティング事業を展開しており、コンサルタントの転職支援においては国内トップクラスの実績を上げている。

 また、製造コンサルティング事業では、経験豊富なシニア人材を活用し、海外EVメーカーのR&Dセンター機能を共に開発するなど事業を拡大してきた。

 一方、ケンブリッジ・リサーチ研究所は、1962年創業で、1966年の職業安定法改正による労働大臣認可で首都圏で最初の人材紹介会社として54年の歴史を持つ。

 クライアントは、日本を代表する製造・流通・IT・金融・サービス業界等のトップ企業で、そうした企業を草創期から支援してきている。

 人材市場では現在、あらゆる産業分野でAI、IoT、ビッグデータなどによる事業の変革が進んでいることから、主に事業会社の経営部門などでコンサルティングファーム出身者に対する人材需要が高まっている。

 一方、コンサルティングファームでも専門性の高い事業会社出身者の採用ニーズが根強いことから、両社は事業に補完性があると判断してより実効性の高い事業提携を模索していた。

 今後、アクシスコンサルティングでは、「両社の統合による事業シナジーによってコンサルティングファーム出身者の事業会社への人材紹介(ポストコンサル)、コンサルタント志望の事業会社在籍者への転職支援、製造業に対するものづくりコンサルティングをより強化する」(山尾社長)としている。
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