2016年12月18日

意外に難しい訪問先でのコートのビジネスマナー!

11月に入って、気温も一気に下がり、場所によってはすでに初冠雪も見られました。とくに朝晩は冷え込みます。通勤時のコートは必須アイテムですよね。でも困るのがビジネスシーンのコートの扱いですよね。そこで今回は、コートのビジネスマナーをご紹介しましょう。

訪問先でコートはいつ脱ぐの?

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取引先の会社に訪問するとき、肌寒い今の季節はコートを着て外出しますよね。さて、訪問先の企業につきました。

(1) あなたはいつもコートを何処で脱いでいますか?

1. 会社のビルの入り口の外。
2. ビルに入って受付の社員に話しかける前。
3. オフィス内で部屋に通される前

例えば、余所のお宅を訪問するとき、チャイムを押す前にコートを脱ぐのがマナーとされています。

何故かというと、コートを脱ぐ際の姿があまり美しいものではないことと、外出先でついたコートのほこり等を訪問先に持ち込むことを配慮した気遣いからです。

とすると、訪問先の企業のビルを訪問先のお宅だと考えてみましょう。
すると、ビルの入り口が玄関です。
だから、コートを脱ぐのは、ビルの入り口の外ということになりますね。

(2) 複数のオフィスが入っているビルの場合

でも、複数の企業が入っているビルの場合、オフィスの入り口の前まで行って、入り口にある電話で社内の人間を呼び出し、用件を伝える訪問の仕方もありますね。

この場合は、ビルに入ってすぐに入り口の片隅でコートを脱ぐのもありです。少なくとも、オフィスの前で電話をかけるときには、コートを脱いでおくのがマナーです。

しかしビル内では、何処で訪問先の社員の方に会ってコートを脱いでいる姿を見られているとも限りません。

スマートな立ち居振る舞いも、ビジネスシーンでは好感度を左右します。

どんなマイナスイメージをクライアントに与えないためにも、ビジネスマナーは重要です。
そして、しっかりしたビジネスマナーは、信用の原点にもなります。

では、やはりビルの外でしょうか?

この場合は、ビルの入り口からオフィス前の電話までの道のりは、訪問先のお宅の門から玄関までのアプローチのようなものです。

門の前でチャイムを鳴らしてしまうと、既にモニターで相手に見られていることも多いでしょう。

しかも、玄関にたどり着く時間が予測されます。
そこで、モニターに移ることも考え、相手をお待たせしないためにも、コートは脱いでチャイムを鳴らすのがマナーです。

しかし、複数の企業が入っているビルの場合は、オフィス前の電話を鳴らすまで、相手先の企業の方とのコンタクトはひとつもありません。

すると、ビルに足を踏み入れる前ではなく、1Fエレベーターに乗る前が無難でしょう。

但し、エレベーター前や人通りがある場所でコートを脱ぐのはNGです。
その周辺にいる誰に対しても、歩行の邪魔になったり、何かしらの迷惑をかける可能性が生じたり、あまりお行儀の良いものではないからです。

そこで、ビルに足を踏み入れたら、1Fフロアの片隅でひっそりとコートを脱いで、身支度を調えて堂々とエレベーターホールに向かいましょう。

このように、ケースバイケースでビジネスマナーは変わります。でも、わからなくなったら、ビルの外でコートを脱ぐのが無難かもしれませんね。

コートを脱いだ後のおすすめのコートの持ち方

さて、コートを脱ぎました。このコートをどんなふうに持つかも外見の雰囲気を左右します。
このとき、既にコートは、スーツのアクセサリーのひとつのようなものです。

きれいにたたんで、肘を折って手にかけるのが美しい姿です。
無造作に抱えるのは雑な性格に見られることもあります。

一般的には、コートの肩と肩を合わせて半分に折り、コートの両手を合わせて前身頃に重ねた状態で、半分折りにして腕にかけましょう。

そして深呼吸をして、背筋を伸ばして企業の玄関に足を踏み入れましょう。

応接室や会議室に通されたとき

一般的に、企業を訪問したときは応接室かどこかに通されて少し待たされることも多いでしょう。

促されるまま、椅子に腰掛けますね。
その時にコートの置き場に迷うかもしれません。

そんな時に、応接室にコート掛けを見つけた場合、あなたはどうしますか?

訪問先の企業の方から何も言われないのに、勝手に使用するのはNGですから気を付けましょう。
自分から使用の許可をお願いするのもあまりおすすめではありません。

そもそもコート掛けが来客用かどうかも不明です。

先方から「コートをお掛け下さい」と言われない限り、コートかけは他人の私用のインテリアでしかないことを心に留めておきましょう。

部屋に通されて椅子に座り時のコートの置き場所

一般的に、鞄は足下に置きますよね。
だから、コートはその鞄の上になってしまうことも多いでしょう。

この場合、腕にかけた2つ折りのコートを素早く3つ折りあるいは4つ折りにして鞄にかけます。

かるくふんわり4つ折りにして場所を取らない程度で、ソファーなら横に、椅子なら膝の上に置くのもOKです。

椅子の場合、膝上ではなく、椅子に浅く腰掛けて背もたれとの間に置くのも有りですが、コートがシワだらけになる可能性がありますので、気をつけましょう。

このとき、椅子の背もたれにかけるのはNGです。

まとめ|使いやすいビジネスコートの選び方

取引先の企業で折りたたむことも多いので、シワになりにくい素材を選ぶのが必須です。
シワだらけのコートを着ているとだらしない印象を相手に与えます。

刑事コロンボのような感じをイメージして下さい。
ビジネスシーンでは好ましくありませんよね。

また、雨の日に着ることもあるので、濡れたコートを訪問先のソファーや椅子の上に置くのも気が引けますね。
自分の膝の上に置くのだってスーツが濡れてしまいます。

そこで、雨の日にもスーツが濡れないように、コートは撥水効果のあるものを選びましょう。
しかも、自分に合ったビジネスシーンに合ったお気に入りのお洒落なコートを選びましょう。

一般的に、茶・紺・黒でも、ポケットやボタンやベルトの付き方でお洒落は楽しめます。
これからの季節。カシミヤやウールのコートは一般的にシワになりにくいし、温かいですね。

秋から使えるインナーのダウンコートがついているような二重構成のコートは、秋から翌年春にかけて、季節に合わせて長く着られるからおすすめですよ。

襟を付けたり外したり、ボタン部分のデザイン次第では、ビジネスシーンだけでなく、プライベイトでも、オンオフ両方着回せるスタイリッシュコートもおすすめです。
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