2020年10月29日

テレワークの影響で4割超の会議がオンラインに切り替え

 テレワークの影響で4割超の会議やミーティングがオンライン化していることが、人材サービスのマンパワーグループ(神奈川・横浜、池田匡弥社長)が実施した調査で明らかとなった。

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 テレワークの影響による業務のオンライン(電子)への切り替え状況を聞いたところ、「在宅勤務のタイミングで初めてオンライン化した」のは「会議やミーティング」(42.3%)が最も多く、次いで、「商談や打ち合わせ」(27.5%)、「リアルタイムでのやりとり」(22.0%)が、それぞれオンラインへの切り替えが進んだ項目として続く。

 一方、「セミナーや講習」(15.8%)、「捺印・押印」(15.5%)、「教育・学習」(14.8%)について、テレワークの影響でオンライン化した企業は1割台という結果だった。

 「飲み会や懇親会」(14.5%)については、「すでにオンライン化されていた」という回答を含め、オンライン化している企業は3割弱だった。「そもそも実施していない」(43.8%)との回答も4割を超えている。

 テレワークによりオンライン化された業務で、従来のやり方に戻したいと思うか聞いたところ、ほぼすべての項目で、「このままでよい」「オンラインの不便なところが改善されれば続けたい」が半数を超えた。特に、「リアルタイムでのやりとり」(74.6%)、「捺印・押印」(73.1%)は、7割を超える高い割合でオンライン化の継続を望む人が多かった。

 また、すべての項目において「オンラインと従来のやり方で、バランスを取りたい」との回答が2~3割を占めた。

 「従来のやり方に戻したい」という回答が多かったのは、「飲み会や懇親会」(28.7%)で、約3割を占めた。「商談や打ち合わせ」は11.7%とほかの項目よりも若干回答率が高かった。

【テレワークの影響による4項目の業務のオンライン化(電子化)の状況】
●会議やミーティング
在宅勤務のタイミングで初めてオンライン化した 42.3%
既にオンライン化されており、いっそうオンライン化が進んだ 25.0%
既にオンライン化されていたが、特に変わりはない 10.5%
既にオンライン化されていたが、オンライン化が減った 1.8%
オンライン化されておらず、特に変わらない 8.5%
そもそも行われていない 12.0%

●商談や打ち合わせ
在宅勤務のタイミングで初めてオンライン化した 27.5%
既にオンライン化されており、いっそうオンライン化が進んだ 22.3%
既にオンライン化されていたが、特に変わりはない 9.0%
既にオンライン化されていたが、オンライン化が減った 1.0%
オンライン化されておらず、特に変わらない 14.0%
そもそも行われていない 26.3%

●リアルタイムでのやりとり
在宅勤務のタイミングで初めてオンライン化した 22.0%
既にオンライン化されており、いっそうオンライン化が進んだ 23.0%
既にオンライン化されていたが、特に変わりはない 21.8%
既にオンライン化されていたが、オンライン化が減った 2.3%
オンライン化されておらず、特に変わらない 8.8%
そもそも行われていない 22.3%

●セミナーや講習
在宅勤務のタイミングで初めてオンライン化した 15.8%
既にオンライン化されており、いっそうオンライン化が進んだ 17.0%
既にオンライン化されていたが、特に変わりはない 12.8%
既にオンライン化されていたが、オンライン化が減った 2.0%
オンライン化されておらず、特に変わらない 13.3%
そもそも行われていない 39.3%

 調査は、2020年5月、20~50代の正社員男女を対象に実施し、400人の有効回答を得た。
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