2014年3月19日

日本M&Aセンター 山本雅英 人材戦略室長 採用セミナーを活用した募集で事業成長を支える人材を確保

成長分野のビジネスで成功を収めるにはスピーディーな人材採用が欠かせない。採用セミナーを活用した募集活動に力を入れている日本M&Aセンター人材戦略室長の山本雅英氏に、採用の状況や取り組みなどを聞いた。

 (7036)

山本雅英 人材戦略室長

事業の特徴や強化している分野を教えてください。

 当社は中堅・中小企業に特化して、企業の存続と発展のための友好的M&Aを支援する東証1部上場の国内最大級の独立系コンサルティング会社です。
 中堅・中小企業のM&Aに関する企業評価、財務・法務などの専門ノウハウの蓄積、中立な独立系の上場企業という信頼性、全国各地域の約500の会計事務所、地方銀行の9割、信用金庫の6割、商工会議所、証券会社・ベンチャーキャピタルとのネットワークによる圧倒的な情報量などが強固な事業基盤となっており、おかげさまで前期も過去最高の業績を達成することができました。
 中堅・中小企業経営者の高齢化に伴う事業承継問題は深刻になっていることから、M&A市場はますます拡大していくことが予想され、3年以内には売上高100億円を目指しています。
 また最近は、日本企業同士のM&Aであっても譲渡企業に海外拠点・子会社があるケースが増えていますので、4月から海外支援室を新設して海外における対応力を高めています。

M&A市場の成長が見込まれる中、人材の確保が課題になりますね。

 現在、当社が年間に成約させるM&Aは約100組ですが、仲介の主な対象となる黒字で後継者がいない中堅・中小企業は約15万社あると見込まれています。つまり、約1500倍の潜在的なマーケットがあるのです。
 このようなM&Aの需要に応えるには完全にコンサルタント不足の状況です。コンサルタントを確保できれば対応力が高まって一層貢献することができ、業績も拡大するでしょう。当社の成長戦略は一にも二にも人材の採用と育成にかかっています。

採用の状況や求めている人材を教えてください。

 新卒採用は3年に1回となっています。今年は採用の年に当たり4月に10人以上が入社しました。中途採用は毎年20人以上のペースでコンスタントに行っていく計画です。
 M&Aを成功させるには様々な関係者と協力しながら案件を進めなければなりませんので、コンサルタントには高い専門能力のみならず、人間力を磨き続けられる人材を求めています。
 「ウオームハート・クールヘッド」と言っていますが、中堅・中小企業の経営者と深い信頼関係を築くことができる人間的な魅力、諸問題を解決に導くための論理的思考能力、弁護士や公認会計士などの専門家と渡り合える知識や交渉力といった能力が必要です。これらを兼ね備えている人材が採用のターゲットになります。
 出身業界としては、メガバンクや大手証券などの金融系が多いですが、メーカー、商社、情報関連企業などから転職してくる人もいます。
42 件

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

日本人材ニュース|人材採用と人材育成の人事専門誌

この記事のライター

編集部(インタビュー担当) 編集部(インタビュー担当)

サイト会員限定記事

セミナー・イベント

プレスリリース