2020年11月6日

大卒の約3割が3年以内に離職 宿泊・飲食業では5割超

 2017年3月大卒者の約3割が就職後3年以内に離職していることが、厚生労働省が発表した「新規学卒者の離職状況」で明らかになった。

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 2017年3月卒の新規大学卒就職者の就職後3年以内離職率は前年比0.8ポイント増となる32.8%だった。2016年は32.0%、2015年は31.8%、2014年は32.2%と推移しており、ここ数年は大きな変動は見られなかった。

 大卒以外の3年後離職率は、短大卒43.0%(前年比1.0ポイント増)、高卒39.5%(同0.3ポイント増)、中卒59.8%(同2.6ポイント減)となった。

 新規大学卒就職者の離職率を事業所規模別にみると、従業員1000人以上で26.5%、500~999人で29.9%、100~499人で33.0%と続き、規模が小さくなるほど離職率が高くなる。
 
 産業別にみると、「宿泊業、飲食サービス業」(52.6%)、「生活関連サービス業、娯楽業」(46.2%)、「教育、学習支援業」(45.6%)の3産業で4割を超えた。

 一方、全体平均を下回っているのが、「電気・ガス・熱供給・水道業」(11.4%)、「鉱業、採石業、砂利採取業」(14.0%)、「製造業」(20.4%)、「金融・保険業」(24.8%)、「運輸業・郵便業」(25.6%)など17業種中9業種となった。

【2017年3月大卒の3年後離職率】
1位 宿泊業、飲食サービス業 52.6%
2位 生活関連サービス業、娯楽業 46.2%
3位 教育、学習支援業 45.6%
4位 小売業 39.3%
5位 医療、福祉 38.4%
6位 サービス業(他に分類されないもの) 37.2%
7位 不動産業、物品賃貸業 34.2%
8位 学術研究、専門・技術サービス業 33.7%
9位 卸売業 30.4%
10位 建設業 29.5%
11位 情報通信業 29.4%
12位 複合サービス事業 27.6%
13位 運輸業、郵便業 25.6%
14位 金融・保険業 24.8%
15位 製造業 20.4%
16位 鉱業、採石業、砂利採取業 14.0%
17位 電気・ガス・熱供給・水道業 11.4%
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