2016年7月8日

就活ヤマ場越す 7月1日現在の就職内定率8割に迫る

2017年卒学生の就職活動はヤマ場を越えたようだ。ディスコ(東京・文京、夏井丈俊社長)の調査によると、2017年3月卒業予定の全国の大学4年生の7月1日現在の内定率は8割に迫っている。

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 2017年卒学生の7月1日現在の内定率は79.8%。先月調査(6月1日現在)の54.9%から1カ月で約25ポイント伸び、高水準をマークした。これは前年同期の50.6%を30ポイント近く上回る。

 ただし、前年の選考解禁1カ月後の9月実績82.3%と比較すると、やや下回っている。4月が選考解禁だった2015年卒学生の7月実績79.3%とほぼ同率。

 内定を取得している学生のうち就職先を決めて就職活動を終了した人の割合は72.9%。6月調査の30.7%から大きく増加している。

就活継続の学生は約4割

 モニター全体のうち就職先を決めて就職活動を終了した人は58.1%となっている。一方、「内定を得たが就職活動を継続」と「内定なし」を足し合わせた「就活継続者」は38.1%だった。

 就職先を決めて就職活動を終了した人の就職決定企業は、従業員数が「1000~4999人」が30.2%、「5000人以上」が40.0%なっており、大手企業が7割を占める。
 就職決定企業がもともと第一志望だったという人が41.7%に上っており、本命の大手企業に就職を決めた学生が多かったようだ。

 現在、就職活動を継続している学生(モニター全体の38.1%)の多くが「新たな企業を探している」と回答しており、今後のエントリー予定数の平均は5.7社だった。

 就職活動で今後見直すことは「志望業界の見直し」が49.8%と約半数に上り、「志望職種の見直し」(27.6%)、「志望地域の見直し」(13.6%)、「志望企業の規模の見直し」(13.2%)などが続いた。

 調査は、2016年7月1日~5日、2017年3月に卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象にインターネットで実施し、1242人の回答を得た。(文系男子398人、文系女子373人、理系男子316人、理系女子155人)
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