2018年5月15日

グローバル人材になるために最も必要な能力は「コミュニケーションスキル」 ロバート・ウォルターズ調査

 グローバル人材になるために最も必要な基礎能力は“コミュニケーションスキル”であることが、外資系人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパン(東京・渋谷、デイビッド・スワン社長)の実施したアンケート意識調査で明らかとなった。

 (21469)

 外資系企業やグローバル展開の進む国内大手企業で働くグローバル人材を対象としたアンケート調査によると、グローバル人材に最も必要な基礎能力として最も多くあがったのは「コミュニケーションスキル」(48%)だった。

 次いで、2位「柔軟性」(25%)、3位「問題発見・解決力」(18%)があがった。

 ロバート・ウォルターズ・ジャパンでは、「グローバル人材の多くは、文化的背景や言語の異なるカウンターパートとのコミュニケーション能力こそがグローバル人材に求められている能力として重要視している」と指摘している。

【グローバル人材に最も必要な基礎能力】
1位 コミュニケーションスキル 48%
2位 柔軟性 25%
3位 問題発見・解決力 18%
4位 マネジメントスキル 6%
4位 創造性 6%

 グローバル人材がこれから更に磨きたいリテラシーとして挙げたのは1位「言語力:外国語」(64%)、2位「業種・職種の専門知識」(58%)、 3位「情報・データ」(38%)だった。

【グローバル人材が更に磨きたいリテラシー】
1位 言語力:外国語    64%
2位 業界・職種の専門知識 58%
3位 情報・データ     38%
4位 数的能力       28%
5位 言語力:母国語    17%

 年齢層別にみても、25~34歳、35~44歳、45~54歳、55~64歳の全年齢層で同じ順位となっている。

 しかし、55~64歳の準シニア層では「情報・データ」への支持も過半数を超えた。

 ロバート・ウォルターズ・ジャパンでは、言語能力の転職市場でのニーズについて「転職マーケットでも外国語力と専門性をあわせもつ人材への引き合いが年々強まっている」と指摘する。

 グローバル人材になるために有効な環境を聞くと、海外生活を意味する「国際的な生活環境(海外)」(68%)が最も多くあがった。次いで、「仕事の内容・職場環境」(65%)と「就職後の自己学習」(49%)が多くの支持を集めた。

 小学校での英語必修化を目前に控えるなか「英語教育(幼稚園・小学校)」への支持は8%となり、「英語教育(中学校・高校・大学)」(4位:30%)、「国際的な生活環境(国内)」(5位:23%)を大きく下回り最下位だった。

【グローバル人材になるために有効な環境】
1位 国際的な生活環境(海外) 68%
2位 仕事の内容・職場環境 65%
3位 就職後の自己学習 49%
4位 英語教育(中学校・高校・大学) 30%
5位 国際的な生活環境(国内) 23%

 調査は、2018年4月2日~6日、ロバート・ウォルターズ・ジャパンの登録者241人を対象に実施した。

おすすめの記事

メンタルヘルス不調社員に対する休職命令と自然退職

メンタルヘルス不調社員に対する休職命令と自然退職
「勤怠が乱れている」「勤務態度が不良の社員がいる」「勤務成績が著しく悪い社員がいる」などの悩みは、多かれ少なかれ、どの企業においても抱えていると思います。近年、企業からの相談で増えているのは、このような問題社員に精神的な不調が疑われるというケースです。
5 件

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

日本人材ニュース|人材採用と人材育成の人事専門誌

関連する記事

日本企業の9割超で「イノベーション」が主要な経営課題 マーサージャパン

日本企業の9割超で「イノベーション」が主要な経営課題 マーサージャパン

 92%の日本企業がイノベーションを今年の主要な経営課題とし、88%の日本企業が組織の再設計を計画していることが、マーサージャパンの「2018年グローバル人材動向調査」で明らかとなった。
バイリンガルの転職求人倍率は1.50倍、年度替わりで求職者の活動が活発化 ダイジョブ・グローバルリクルーティング

バイリンガルの転職求人倍率は1.50倍、年度替わりで求職者の活動が活発化 ダイジョブ・グローバルリクルーティング

 2018年2月末時点のグローバル転職求人倍率は、前月より0.06ポイント低い1.50倍となったことが、バイリンガルのための転職・求人情報サイトを運営するダイジョブ・グローバルリクルーティング(東京・港、篠原裕二社長)の集計で分かった。
バイリンガルの転職求人倍率は1.56倍、5ヵ月ぶりに前月を下回る ダイジョブ・グローバルリクルーティング

バイリンガルの転職求人倍率は1.56倍、5ヵ月ぶりに前月を下回る ダイジョブ・グローバルリクルーティング

 2018年1月末時点のバイリンガルの転職希望者1人あたりの求人件数を表すグローバル転職求人倍率は、前月より0.97ポイント低い1.56倍となったことが、バイリンガルのための転職・求人情報サイトを運営するダイジョブ・グローバルリクルーティング(東京・港、篠原裕二社長)の集計で分かった。
日本で働く外国人が過去最多、前年比18.0%増

日本で働く外国人が過去最多、前年比18.0%増

 日本で働く外国人が127万人超と過去最多となったことが、厚生労働省の「外国人雇用状況」の届出状況のとりまとめで分かった。(2017年10月末現在)
【海外出張者と駐在員のリスク管理】2017年の重大ニュース等から学ぶ

【海外出張者と駐在員のリスク管理】2017年の重大ニュース等から学ぶ

2017年も大きな出来事が繰り返し発生した。危機管理のプロであるオオコシセキュリティコンサルタンツの廣瀬シニアコンサルタントに、昨年の注目すべきニュースや出来事から教訓とすべきポイントを挙げ、本年の安全対策にどのように生かして行くかについて寄稿してもらった。

この記事のキーワード

この記事のライター

編集部(人材サービス担当) 編集部(人材サービス担当)

サイト会員限定記事

セミナー・イベント

プレスリリース