2017年4月28日

【企画・マーケティング分野の中途採用】グローバル人材の求人が増加し、提示される年収が高騰

アクシアム 渡邊光章 代表取締役社長

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グローバル人材の採用は好待遇、40代マネジメント層の転職も増加

「グローバル」「イノベーション」といった領域の、ミドルマネジメントやプロフェッショナル経営者の求人を得意とする当社での動向を一言でいうなら、求人企業と求職者の双方とも、企画・マーケティング職のマーケットは非常に活況を呈しています。

 企業動向としては、従来活発であった外資系だけでなく日本の大手上場会社までもが、社内の報酬バランスを変えてでもグローバル人材の採用を開始。一例を挙げるなら、製造業の35歳、すなわちこれまで年収600万円程度の年収レンジを設定していた企業が、グローバル人材については1200万円以上の破格の待遇での採用に動き出しています。またベンチャー企業については、スタートアップやIPO後さらに海外展開を目指す企業が、積極的にミドル~マネジメント層の求人を始めています。地方企業の再生や事業継承においても、このタイプの求人は増加。それゆえ同業・同職位の方の転職であれば、前職の年収から20%アップは当然のようになってきています。

 一方、企画・マーケティング職の求職者の動向としては、30代のみならず、これまで転職が厳しいといわれてきた40代でミドルマネジメントやマネジメントへの転職を成功させる人が増えてきました。そしてその周辺の人材は、成功者の話を聞いて大いに触発され、さらに人材がマーケットインするという循環が生まれています。

必要なハイエンド人材の抽出と、報酬やプロセスの柔軟化が必要

 このような状況下、価格の高騰と、採用のスピードアップが起こっています。優秀な候補者については、今までどおりの年収や採用プロセスのままでは、高値に改定して報酬提示をする他社、採用プロセスを短縮化した他社に先を越されてしまう事態も。直接採用・募集・スカウトなどの人材調達のチャンネルに関係なく、マーケットはその活況ゆえに玉石混交です。

 採用を成功させるためには、多数の候補者データから本当に自社に必要なハイエンド人材を抽出し、それらの人材採用については、報酬やプロセスを柔軟にする努力、それらのノウハウを高める必要が生じているといえます。

アクシアム「ハイエンド人材との独自ネットワークで、企業価値を高める“創造的マッチング”を提供しています」 - 人材コンサルティング会社ガイド100選

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渡邊 光章 代表取締役社長

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