2016年10月25日

ビジネスパーソンの職場の悩みの約4割は人間関係

 ビジネスパーソンの職場の悩みはもっぱら人間関係であることが「働く人の電話相談室」を開設した日本産業カウンセラー協会の集計で分かった。人間関係に悩んでいる人は約4割にも上った。

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 “働く人の電話相談室”の相談内訳は「職場の悩み」についての相談が最も多く、全体の約35.2%を占めた。「職場の悩み」の中でも「人間関係」に悩む人は39.8%と最も多く、次いで「パワハラ」が21.4%となった。

 「パワハラ」に関する悩みは、昨年は44件(16.0%)だったが、今年度は57件(21.4%)と増加した。パワハラ、セクハラなどのハラスメントに関する相談は合わせて29.3%だった。

 「職場の人間関係」「セクハラ」「パワハラ」「その他ハラスメント」に関する問題を抱える相談者の半数以上の52.7%は職場の上司との関係性について悩んでおり、次いで同僚との関係性についてが26.6%となった。

 悩みを相談する相手は「公的機関」が最多で、次いで「上司」に相談するというケースが多かった。昨年までは、上司や家族よりも同僚や友人・知人に相談するという回答が多かった。

 “働く人の電話相談室”に電話をかけた相談者467人のうち約6割にあたる271人が女性だった。年代別にみると、40代・50代の年代層で女性からの相談が目立った。 一方、男性からの相談は40代が突出して多くなっていた。

 相談者を雇用形態別に見ると、正規社員からの相談が126人で27%(昨年21.8%)、非正規社員からは110人で23.6%(同28.0%)と正規社員からの相談数が増加しているが、女性からの相談は非正規社員からの相談が78人、正規社員の女性からは76人とほぼ同数だった。

 非正規社員からの相談内容を正規社員と比較すると、「職場の悩み」として「労働条件・待遇」「業務量・時間外労働」、「キャリアに関する悩み」「就職・転職・退職」などが正規社員として働く人より相談件数が多くなっている。

 調査は、2016年9月9日~11日、日本産業カウンセラー協会の各支部で実施した“働く人の電話相談室”で受け付けた467人、756件の相談を集計した。

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