2017年2月3日

社長の平均年齢59.3歳、過去最高の更新続く

 社長の平均年齢が過去最高を更新したことが帝国データバンクの調査で明らかになった。平均年齢は59.3歳で、社長の高齢化が進んでいる。

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 帝国データバンクの2016年12 月末時点の企業概要ファイル「COSMOS2」(約146万社収録)から
「株式会社」「有限会社」のデータを抽出して調べたところ、社長の平均年齢は59.3歳となった。

 調査結果の分かる1991年以降、一貫して上昇しており、1991年の54.3歳から5歳上昇している。

  社長交代率(1年の間に社長の交代があった企業の比率)を見ると、2016年は3.97%で4年連続で前年を上回った。リーマン・ショック以来低下していた交代率は上昇傾向にある。

 2016年に社長が交代した企業の新旧社長の平均年齢は、前社長が67.1歳、新社長が51.1歳で、平均16.0歳若返っている。

 性別の分かった社長交代企業(4万4209社)のうち、女性社長の比率は2015年の8.2%から10.6%へ上昇した。

 業種別に社長の平均年齢を見ると、最も高かったのは不動産業の61.3歳。次いで、製造業の60.8歳、卸売業の60.4歳と続いた。不動産業は70代や80歳以上の社長が他の業種に比べると多かった。

 平均年齢が最も低かったのはサービス業の57.9歳で、30代や30歳未満の割合が高かった。

 年商規模別の平均年齢は「1000億円以上」の60.8歳が最も高い。特に60代の社長が多く、59.4%と突出していた。次いで平均年齢が高かったのは「1億円未満」の60.2歳で、70代以上の割合が最も高かった。

 また、年商500億円以上の企業では1990年と比べ若返りが起きているのに対し、「1億円未満」は7.8歳上昇。小規模事業者と大規模企業の社長平均年齢の二極化が進んでいる。
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