2017年4月26日

知っているようで知らない?会食と接待の違いとは

ビジネスを円滑に進めるためには、ビズネスパートナーとの会食や接待が欠かせません。近年は接待をめぐる問題が企業間で取り沙汰され、耳にすることも多い会食と接待。この2つの言葉の違いは一体どこにあるのでしょうか?それぞれの定義をふまえ、違いについてご紹介します。

会食?接待?それともただの飲み会?

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「今日は○○社との会食が入っているんだ」「○月○日に接待があるから、お店を予約しておいて」「○時から飲み会をやります!」

ビジネスパーソンの間で、日々飛び交うこんな会話。皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?誰かと食事を共にするときなどに使う、この3つの言葉。一体どんな違いがあり、どのように使い分けていくのが正解なのでしょう。

「会食」の定義

会食という言葉が使われるのは、ビジネスのシーンに限ったことではありません。結婚披露宴や両家結納の際、葬儀や告別式の際などにも頻繁に使われます。

そんな会食の定義は、「あるひとつの目的を果たすために何人かが集まって一緒に食事をすること」。集まった人同士の親睦を深め、信頼関係を築くなど、食や会話を通じてより良い関係性をつくっていくためにあるのが会食です。

おもてなしを受ける側と、おもてなしを行う側の双方によってとらえ方は多少変わるかもしれませんが、基本的にはお互いがイーブンな関係のなかで行われる食事会を会食と呼びます。

「接待」の定義

接待と聞いて多くの方がイメージするのは、今後の仕事をより円滑に進めていくためのひとつの手段であるということではないでしょうか。

接待とは「お客さまをもてなす」という意味です。しかし、単に自分ひとりが相手をもてなすのではなく、会社を代表して行うものが接待だと言えます。

接待の席では会社を背負っているという自覚をもち、マナーをわきまえ、相手の気持ちを汲み取りながら行動することがなによりも大切です。接待の良し悪しによって会社内での自分自身の評価が変わる場合もあるため、気を引き締めて取り組んでいく必要があります。

会食と接待の違い

会食と接待、それぞれの言葉の定義をふまえたうえで2つの違いをみていきましょう。

まず1つ目は、使われるシーンのバリエーションの違いです。接待という言葉が使われるのは、主にビジネスシーンにおいて取引先の相手をもてなすとき。それに比べて会食という言葉は友人同士や家族間、親戚同士など幅広い関係性のなかで使われています。

2つ目は、おもてなしをする側と受ける側との関係性の違い。親しい者同士が集まって行われる会食では、両者の関係がほとんどイーブンです。これに対し、接待における両者の関係性は、イーブンとはいえない部分があります。

ビジネスパートナーとして今後も良好な関係性を築いていくために、おもてなしをする側は相手の好みや状況を事前に把握し、相手に合わせた接待の場を設ける必要があるのです。

接待禁止の企業も

ビジネスパーソンが「社会常識の範囲内であれば接待は認められている」と感じているのに対し、現在日本国内では接待を全面的に禁止する企業も増えてきています。2016年の11月には、パナソニックが接待を受けることを禁じる社内の規定を破った社員に対し、一斉に処分を下したことでも話題となりました。

各企業で接待をめぐるさまざまな議論が繰り広げられるなか、懲罰や処分は決して他人事ではなくなってきています。

コミュニケーションをはかるうえでの潤滑油

仲間同士が集まって行われる「飲み会」とは違い、「会食」や「接待」はハードルが高くついつい毛嫌いしてしまいがち。しかし、これらはただの飲み会よりもおもてなしをする側、受ける側の想いが相手に伝わりやすいのもまた事実です。

ビジネスシーンやそれ以外の場面においても、コミュニケーションを円滑に進めるための潤滑油として、この2つを上手く取り入れていってみてはいかがでしょうか。
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