2017年12月4日

どんな人が向いている?経営コンサルタントの仕事内容とは

「コンサルタント」にもいろいろなジャンルがありますが、「経営コンサルタント」とは何かをご存知でしょうか?今回は、経営コンサルタントの仕事の内容や経営コンサルタントに向いている人、さらには気になる年収とはどのくらいなのかをご紹介します。

経営コンサルタントとは?

学生 入力 キーボード · Free photo on Pixabay (15219)

経営コンサルタントとは、依頼を受けた企業の経営状態を分析し、強化するための具体的な提案とアドバイスをする仕事です。

「経営コンサルタント」は資格の名前ではありません。そのため、経営コンサルタントと言ってもタイプは事務所や個人によってさまざま。

コンサルティング業務に特化した企業の「コンサルティングファーム」で教育を受けて働く人や、会計士や税理士としての仕事を発展しコンサルティング業務を行う人、また特定の業界に特化した人が自身の経験から個人事業といった規模で業務を行うなど、多種多様です。

仕事内容は?

業務の内容や形態はさまざまですが、ここでは経営コンサルタントのなかでも「コンサルティングファーム」で活躍している経営コンサルタントについてご紹介しましょう。

コンサルティングファームにも、それぞれ得意とする分野があります。経営戦略やM&Aなど、企業全体の重大な意思決定に携わる戦略系のファーム、会計や法務、ITの導入など経営のある部分に特化したものが代表的です。さらに、医療や飲食・サービス業などの特定の業種を得意としたファームもあり、幅広い業界にかかわることになるでしょう。

クライアントからの依頼があると、ファームは適切な人材を選出し、専用のプロジェクトチームを結成します。チームにはクライアントの担当者も参加。一緒に経営会議に参加したり、情報を収集・分析したりしながら、目標に向かって活動するという流れが一般的です。

経営コンサルタントになるには?

「経営コンサルタント」と名乗るために必要な決まった資格はありません。極端に言えば、自ら経営コンサルタントと名乗ってしまうこともできます。

ただ、業務として実際に経営コンサルタントの仕事をするには、担当する業界や、その業務に関する深い知識が必要になるほか、高い分析力や論理的思考、プレゼンテーション能力や語学力など、実に幅広い能力が必要です。

クライアント企業から要求されるレベルも高度なため、業種や企業が抱える問題の性質を熟知しておかなければなりません。そのため、コンサルタント自身が、同レベルの事業を展開する企業での業務経験などが無ければ、クライアントからの相談に乗ることは困難でしょう。そういったことから、新卒で採用されるコンサルタントはあまり多くありません。数少ない新卒採用者でも、一流大学や大学院出身者が大半を占めています。

いずれにせよ、経営コンサルタントとしてコンサルティングファームに就職する場合、一度大手の事業会社で働き、専門的な知識を得たうえで中途採用として転職するのが現実的です。

気になる年収は?

2017年6月時点の情報では、経営コンサルタントの求人年収は500万円台が約15%と最も多く、続いて600万円台が約14%、700万円台が約13%となっています。これは、日本人の平均的な給与水準から見ても比較的高いと言えるでしょう。

一方で、800万円台から1,000万円台を合計すると全体の約45%を占め、高額な収入を得る人もかなり多いことがわかります。

ただし、経営コンサルタントの給与は高額になるほど年収非公開で募集されることが多く、求人票の年収分布には現れないことも。なかには数千万円を稼いでいる経営コンサルタントもいるようです。

経営コンサルタントは「経験」が要

経営コンサルタントとは特別な資格が必要なものではありませんが、それまでの業務経験や知識、語学力など総合的な能力が必要となります。

そのため、新卒採用は狭き門。企業で働く経験を積んだり、労務や法務に特化した仕事をしたりするのが転職成功の近道です。
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