2019年5月14日

2019年4月の転職求人数4.5%増、転職希望者数12.6%増 パーソルキャリア調べ

パーソルキャリアがまとめた「doda転職求人倍率レポート」によると、4月の転職求人数は前月比0.7%増、前年同月比4.5%増、転職希望者数は前月比0.1%減、前年同月比12.6%増だった。求人数は調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新した。

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 転職求人倍率は前月比0.02ポイント増、前年同月比0.17ポイント減の2.19倍だった。

 求人数は、前年度も中途採用を行っていた企業で新年度の募集が始まったことに加え、今年度から中途採用を始める企業も多かったことが増加の要因となった。

 転職希望者数は、4月末から最長で10連休というゴールデンウィークの影響で、3月から横ばいとなった。転職希望者数が減少し、求人数は増加したため、求人倍率は前月から0.02ポイント上昇した。

 業種別にみると、求人数の前月比は8業種(その他を含まない)のうち「メディカル」、「メディア」、「サービス」、「商社・流通」、「小売・外食」、「金融」、「IT・通信」の7業種で増加した。特に伸びたのは、「メディカル」(前月比6.6%増)、「メディア」(同3.7%増)。

 「メディカル」では、医療機器メーカーや、CRO(医薬品開発受託機関)で採用が活発化している。

 「メディア」では、Webやスマートフォン関連の広告のニーズが高まっており、広告代理店が増員しているため、求人数が増加した。

【業種別 求人数増加率(前月比)】
メディカル 6.6%増
メディア  3.7%増
サービス  2.0%増
商社・流通 1.8%増
小売・外食 1.8%増
金融    1.7%増
IT・通信  0.8%増
メーカー  1.1%減
その他   27.4%減

 職種別では、求人数の前月比は11職種のうち「技術系(建築・土木)」、「技術系(化学・食品)」、「技術系(メディカル)」、「技術系(電気・機械)」、「企画・管理系」、「技術系(IT・通信)」の6職種で増加した。特に伸びたのは、「技術系(建築・土木)」(前月比6.8%増)、「技術系(化学・食品)」(同3.6%増)。

 「技術系(建築・土木)」では、ゼネコンやサブコン、設備管理会社で施工管理の採用が活発化しています。

 「技術系(化学・食品)」では、化学メーカーや自動車関連会社で求人が増えており、前年同月比でも29.6%増と11職種で最も求人の増加率の高い職種だった。

【職種別 求人数増加率(前月比)】
技術系(建築・土木)6.8%増
技術系(化学・食品)3.6%増
技術系(メディカル)2.7%増
技術系(電気・機械)1.9%増
企画・管理系    1.5%増
技術系(IT・通信) 1.5%増
専門職       0.4%減
営業系       0.5%減
クリエイティブ系  4.0%減
販売・サービス系  6.0%減
事務・アシスタント系6.8%減

 今後の転職市場についてパーソルキャリアでは、「例年5月の連休明けからさらに求人数が増えるため、転職希望者にとってチャンスの多い市況が続く見込み」としている。
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