調査・統計

大卒3年以内の離職率31.2%、前年比1.6ポイント減

新規学卒就職者の就職後3年以内の離職率がすべての学歴別で前年に比べて低下したことが、厚生労働省が発表した「新規学卒者の離職状況」で明らかになった。2018年3月卒の新規大学卒就職者の就職後3年以内離職率は前年比1.6ポイント減の31.2%だった。

 大卒以外の3年後離職率は、短大卒41.4%(前年比1.6ポイント減)、高卒36.9%(同2.6ポイント減)、中卒55.0%(同4.8ポイント減)。

 新規大学卒就職者の就職後3年以内の離職率を事業所規模別にみると、従業員1000人以上で24.7%(前年比1.8ポイント減)、500~999人で28.9%(同1.0ポイント減)、100~499人で31.8%(同1.2ポイント減)、30~99人で39.1%(同1.0ポイント減)、5~29人で49.4%(同1.7ポイント減)、5人未満で56.3%(同0.2ポイント増)となり、5人未満の規模以外では低下した。
 
  新規大学卒就職者の就職後3年以内の離職率を産業別にみると、「宿泊業、飲食サービス業」(51.5%)、「生活関連サービス業、娯楽業」(46.5%)、「教育、学習支援業」(45.6%)の3産業で4割を超えた。

 離職率が前年より上場しているのは「不動産業、物品賃貸業」(前年比0.3ポイント増)、「医療、福祉」(同0.2ポイント増)と17産業中2産業にとどまった。

【2018年3月大卒の3年以内の離職率】
1位 宿泊業、飲食サービス業 51.5%
2位 生活関連サービス業、娯楽業 46.5%
3位 教育、学習支援業 45.6%
4位 医療、福祉 38.6%
5位 小売業 37.4%
6位 不動産業、物品賃貸業 34.5%
7位 学術研究、専門・技術サービス業 31.6%
8位 サービス業(他に分類されないもの) 31.1%
9位 建設業 28.0%
10位 卸売業 27.7%
11位 情報通信業 27.4%
12位 複合サービス事業 25.8%
13位 運輸業、郵便業 25.0%
14位 金融・保険業 24.2%
15位 製造業 19.0%
16位 鉱業、採石業、砂利採取業 11.5%
17位 電気・ガス・熱供給・水道業 11.1%
(その他 61.3%)

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