厚生労働省が発表した2021年12月の有効求人倍率(季節調整値)は1.16倍で、前月に比べて0.01ポイント上昇した。

新規求人倍率(季節調整値)は2.30倍で、前月比0.17ポイント上昇した。正社員有効求人倍率(季節調整値)は0.86倍で、前月比0.01ポイント低下した。
有効求人(季節調整値)は前月に比べ1.8%増、有効求職者(季節調整値)は前月比1.6%増となった。
新規求人(原数値)は前年同月比12.2%増。
産業別にみると、製造業(34.6%増)、情報通信業(20.4%増)、運輸業,郵便業(16.2%増)などすべての産業で増加した。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)について、就業地別の最高は福井県の1.82倍、最低は沖縄県の0.82倍、受理地別の最高は福井県の1.71倍、最低は沖縄県の0.75倍。
2021年平均の有効求人倍率は1.13倍となり、前年の1.18倍を0.05ポイント下回った。2021年平均の有効求人は前年に比べ1.6%増となり、有効求職者は6.6%増となった。