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ビジネスパーソンの仕事上のストレスの原因は“上司との関係”がトップ
ビジネスパーソンの仕事上のストレスの原因は「上司との関係」と回答する人が最も多く、男女ともに4割を超える結果となったことが、マンパワーグループ(神奈川・横浜、池田匡社長弥)の調査で分かった。
仕事上のストレスは「とてもある」と回答した人が33.0%、「どちらかと言えばある」が42.8%となり、7割以上がストレスを感じていた。
「ストレスが全くない」との回答は僅か2.0%、「どちらかと言えばない」は22.3%だった。
ストレスと感じている原因は「上司との関係」との回答が男性46.3%、女性42.9%となり最も多かった。
次いで、女性が「仕事内容」(27.6%)、「給与・雇用形態」(27.6%)など、男性が「仕事内容」(29.9%)、「仕事量」(23.8%)など、項目・割合に男女差がみられた。
特に、男女の回答割合で差が大きかった項目は「部下との関係」(男性14.3%、女性7.1%)と「同僚との関係」(男性14.3%、女性24.4%)だった。
【男性 仕事上でストレスと感じている原因トップ6】
1位 上司との関係
2位 仕事内容(29.9%)
3位 仕事量(23.8%)
4位 給与・雇用形態(19.7%)
5位 社風や職場の雰囲気(17.0%)
6位 部下との関係(14.3%)
6位 同僚との関係(14.3%)
【女性 仕事上でストレスと感じている原因トップ6】
1位 上司との関係(42.9%)
2位 仕事内容(27.6%)
2位 給与・雇用形態(27.6%)
4位 同僚との関係(24.4%)
5位 仕事量(14.1%)
6位 社風や職場の雰囲気(12.2%)
調査は、2016年6月、20~59歳で勤続年数1年以上の正社員の男女を対象に実施し、400人の有効回答を得た。