ビジネススキル・マナー

【ステップアップ】プレゼンテーションのコツ

プレゼンテーションを問題なくこなすだけでは、プレゼン上手にはなれません。企画が通るといった成功を導き出してこそ、プレゼン上手といえるのです。ではその成功を導き出すためには、どんなプレゼンをすればいいのでしょうか。ワンランク上の魅力的なプレゼンを目指すためのコツを紹介しましょう。

「つかみ」で期待感を高める

プレゼンを真剣に聞いてもらえるかどうかは、導入部分で決まるといっても過言ではありません。いわゆる「つかみ」というものです。最初に聞き手の気持ちをつかんでおくと、最後まで興味をもって聞いてもらうことができます。

「つかみ」で聞き手の期待感を高めるにはさまざまな方法があります。一番簡単なのは最初に結論を言ってしまうこと。「この企画を行うと、どういった効果があるのか」「この調査の結果では、こういった傾向が読み取れた」という結論を提示し、その理由をさまざまなデータから補強していくというパターンです。

結論は細かく述べる必要はありません。なぜこのプレゼンを聞く必要があるのかを、聞き手に伝えるのが目的だからです。同時に聞き手は、たどり着くべき結論がわかっているため、安心してプレゼン内容を聞くことができます。

感情を動かすストーリーを作る

人間は感情を動かされると、残る印象も強くなります。

プレゼン内容を効果的に伝えるには、ただ正確なデータを並べるだけでは不十分。同時にストーリーを伝えることで聞き手の感情を動かし、より強く印象づけてみましょう。

新企画のプレゼンをするのであれば、企画の立ち上げに至るまでの紆余曲折を簡潔に語ることで、その企画にかける情熱を伝えることができます。

データ分析のプレゼンであれば、有名人や偉人の言葉を引用し、その言葉が生まれた背景を語ることで、ストーリー付けが可能です。

キャッチコピーで印象づける

インパクトのあるブレゼンを行うには、一瞬で印象に残るようなキャッチコピーが有効です。キャッチコピーといっても、本職のコピーライターが考えるような練り込まれたものでなくて構いません。

キャッチコピー作りの一番簡単な方法は、文章の一部をより強い言葉に換えること。たとえば「短時間で変化」を「瞬速で劇的な変化」にする、「新企画で成功する」を「新企画で歴史を作る」といった言い換えです。

まったく関係性がないと思われる言葉を組み合わせることでも、簡単なキャッチコピーが作れます。「美女と野獣」「蛇にピアス」といったタイトルは、ミスマッチの言葉を組み合わせることで印象づけています。

データをより分かりやすく、身近な事柄に置き換えることでも、キャッチコピーは作れます。物置の耐荷重を何キロと述べるのではなく、人間に置き換えて「100人乗っても大丈夫」というようなものです。

作ったキャッキコピーを、プレゼン内で何度か繰り返してみましょう。プレゼンが終わったときには、聞き手の心にそのキャッチコピーが強く残っているはずです。

メリットを具体的に伝える

プレゼンを行っている企画や商品がどんなに魅力的だとしても、ただ特徴を並べるだけでは聞き手の心に響きません。

人間は誰しも、他人より自分に関心があるもの。「この企画が実現すると、これたけの利益が上がります」「この商品を導入すると、こんなに便利になります」と伝えることで、プレゼン内容により興味をもってもらえるようになります。

企画や商品の特徴は、あくまでプレゼンする側が伝えたいことです。「もし仮に、この企画が実現したら」というような具体例を語ることで、聞き手が体験できるだろう明るい未来を想像させられれば、そのプレゼンは大成功です。

仮想敵をつくる

人を動かすときに有効な手段のひとつが、仮想敵を作ること。ライバル会社でもいいし、場合によっては実在しないものでもかまいません。仮想敵を作ってプレゼンを行うと、聞き手の心が自然とひとつにまとまります。

政治家はよくこの手段を使います。有名なところでは小泉純一郎元総理が、「自民党をぶっつぶせ」というスローガンを使っていました。古い体質の自民党を仮想敵とすることで、「みんなで戦おう」という空気を作り上げたのです。

プレゼンにもこの手法を取り入れると、「みんなでこの企画を成功させよう」という雰囲気を盛り上げることができます。

プレゼンの成功は正確なデータや分析があってこそ

魅力的なプレゼンをするためのテクニックをいくつかご紹介しましたが、いずれも正確なデータや分析があってこそ。しっかりしたデータが揃っていないのに、言葉だけで聞き手を魅了しようとしても、できるものではありません。

また、企画や商品に魅力がないのに、それをプレゼンだけで魅力的に見せることもできません。

元になる企画や商品が魅力的で、特徴を紹介するデータも揃っていることが大前提。その状況があつてこそ、プレゼンのテクニックも冴えるのです。

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