東京都が実施した4月の都内企業のテレワーク実施状況についての調査によると、4月のテレワーク実施率は前月比が10ポイント以上減少して約5割となっていることが明らかとなった。

都内企業(従業員30人以上)のテレワーク実施率は52.1%だった。3月の前回調査(62.5%)に比べて10.4ポイント減少した。
【都内企業のテレワーク実施率の推移】
2022年4月 52.1%
2022年3月 62.5%
2022年2月 62.7%
2022年1月 57.3%
2021年12月 56.4%
テレワーク実施率を従業員規模別にみると、従業員300人以上の企業は77.8%、100~299人の企業は59.4%、30~99人の企業は44.9%となった。
テレワークを実施した社員の割合は45.6%となり、前回(46.1%)と比べて0.5ポイント減少した。
テレワーク実施回数は、週3日以上の実施が47.8%と、前回(49.3%)と比べて1.5ポイント減少した。
東京都が推奨する半日・時間単位のテレワーク(テレハーフ)の実施割合は21.5%(同1.1ポイント増)となった。
【テレハーフ活用状況】
2022年4月
終日テレワークのみ 78.5%
テレハーフ活用 21.5%
2022年3月
終日テレワークのみ 79.6%
テレハーフ活用 20.4%