調査・統計

6月の中途採用活動、大企業では5割以上が実施。中小企業は応募獲得に苦戦

マイナビ(東京・千代田、土屋芳明社長)の実施した「マイナビ中途採用・転職活動の定点調査(2022年6月)」によると5割以上の大企業が6月に中途採用を実施したことが明らかとなった。

6月に中途採用をした企業は38.3%だった。従業員規模別でみると、301人以上の企業では50.2%が実施したと回答した。

業種別でみると、「IT・通信・インターネット」が最も高く55.0%、次いで「医療・福祉・介護」(46.3%)、「運輸・交通・物流・倉庫」(41.5%)で中途採用が活発に行われていた。

【業種別 6月に中途採用をした割合 トップ5】
1位 IT・通信・インターネット 55.0%
2位 医療・福祉・介護     46.3%
3位 運輸・交通・物流・倉庫  41.5%
4位 メーカー         38.6%
5位 レジャー         36.6%

中途社員を採用する上での悩みを聞くと、「応募が集まらない」が47.6%と最も高くなった。従業員規模別にみると、50人以下の企業が64.4%と最も高かった。現状についてマイナビでは「採用が活発化し求職者の獲得競争が激しくなる中で、特に中小企業が応募獲得に苦戦しているようだ」とした。

【中途社員を募集する上での悩み(複数回答)トップ5】
1位 応募が集まらない 47.6%
2位 応募者の質が良くない 43.2%
3位 自社の待遇面の条件と求職者の求める応募条件に差がある 29.9%
4位 募集費用が高すぎる 28.6%
5位 選考辞退・ドタキャン・求職者との連絡が取れないことが多い 26.7%

20~50代の正社員のうち、6月に転職活動をした人は4.4%となった。年齢別にみると、若年層ほど高く、20代では8.2%、30代では4.8%だった。

業種別にみると、「IT・通信・インターネット」(8.0%)、「サービス」(6.6%)、「レジャー」(6.1%)などの従事者の転職活動が活発に行われていた。

【業種別 6月に転職活動をした正社員の割合 トップ5】
1位 IT・通信・インターネット 8.0%
2位 サービス    6.6%
3位 レジャー    6.1%
4位 フードサービス 5.8%
5位 公的機関    4.7%

リモートワーク経験のある20~50代の正社員に個人業務の進めやすさについて聞くと、「厳しくなった(51.5%)」、「楽になった(48.4%)」で約半々となった。

仕事のモチベーション保持は「難しくなった」が55.5%、「楽になった」が44.5%と「難しくなった」が上回った。

また、部下とのコミュニケーションが「難しくなった」は74.8%、上司とのコミュニケーションが「難しくなった」は64.1%だった。

リモートワークの実施頻度別に見ると、すべての項目において実施日が多い人ほど「楽になった」が高まる傾向が見られ、「個人業務の進めやすさ」においては、「完全リモート」実施者の場合約8割もの人が「楽になった」と回答した。

企業調査は、2022年7月1日~2日、従業員数3人以上の企業に所属している全国の経営者・役員または会社員のうち、6月に採用活動を行った人、今後3カ月で採用活動を行う予定の人、直近3カ月に中途入社者がいた人を対象にインターネットで実施し、837人の有効回答を得た。

個人調査は、2022年7月1日、従業員数3人以上の企業に所属している全国の20~50代の正社員のうち、6月に転職活動を行った人、今後3カ月で転職活動を行う予定の人、直近3カ月に中途入社した人を対象にインターネットで実施し、1369人の有効回答を得た。

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