人材採用

12月の完全失業率2.5%、正規雇用は前年同月比4万人減

総務省が発表した労働力調査(速報)によると、12月の完全失業率(季節調整値)は前月と同水準の2.5%だった。

男女別の完全失業率は、男性が2.7%で前月から0.1ポイント減少、女性は2.2%で同水準となった。

完全失業者数は158万人(前年同月比15万人減)で、18カ月連続の減少となった。完全失業者のうち「勤め先や事業の都合による離職」は23万人(前年同月比8万人減)、「自発的な離職(自己都合)」は64万人(同1万人減)、「新たに求職」は44万人(同1万人減)だった。

就業者数は6716万人(前年同月比10万人増)で、5カ月連続の増加となった。就業者数のうち雇用者数は6055万人(同26万人増)。

就業者数の前年同月比を産業別に見ると、宿泊業,飲食サービス業(11万人増)、サービス業(他に分類されないもの)(10万人増)、建設業、学術研究,専門・技術サービス業(ともに8万人増)などが増加し、不動産業,物品賃貸業(15万人減)、製造業(14万人減)、卸売業,小売業、教育,学習支援業(ともに8万人減)などが減少した。

正規雇用は3571万人(前年同月比4万人減)で3カ月ぶりの減少。非正規雇用は2144万人(同35万人増)で11カ月連続の増加となった。

非正規雇用の内訳は、パート1044万人(前年同月比24万人増)、アルバイト468万人(同1万人減)、労働者派遣事業所の派遣社員153万人(同1万人増)、契約社員285万人(同7万人増)、嘱託111万人(同3万人増)、その他82万人(同1万人減)。

インソース

アクセスランキング

DAILY
WEEKLY
MONTHLY

ピックアップ

広告掲載のご相談
PAGE TOP