組織・人事

社長の平均年齢は過去最高の63.02歳、最年少は大阪府の61.76歳

2022年の社長の平均年齢は、調査を開始した2009年以降で最高の63.02歳だったことが東京商工リサーチの2022年「全国社長の年齢」調査で明らかとなった。

2022年の社長の平均年齢は、前年の62.77歳から0.25歳アップしての63.02歳となった。また、60代以上の社長の構成比が初めて60%を超えた。

2022年の社長の年齢分布は、70代以上が33.3%(前年32.6%)で、2019年から4年連続で30%台。50代も24.6%(同24.1%)と上昇が続くが、30代以下、40代、60代は前年を下回った。

社長の年代別の企業業績は、直近決算で「増収」は30代以下が59.3%で最も高かった。一方、70代以上は42.9%と最も低く、社長が高齢化するほど増収率が下がり、業績悪化の傾向にある。

また、70代以上は「赤字」や「連続赤字」の構成比が他の年代より高く、社長の年齢が上昇するにつれて業績は悪化している。

【社長年齢別 業績が「増収」の企業割合】
30代以下 59.3%
40代   54.0%
50代   50.1%
60代   48.7%
70代以上 42.9%

【社長年齢別 業績が「赤字」の企業割合】
30代以下 23.0%
40代   22.4%
50代   23.6%
60代   23.7%
70代以上 25.8%

2022年に「休廃業・解散」した企業の社長の年齢は平均71.63歳(前年71.00歳)で、3年連続で70代に乗せた。

「休廃業・解散」した企業の社長の年齢別分布は、70代以上が65.2%(同62.7%)で、2018年の54.7%から10.5ポイント上昇し、5年間で最も高かった。一方、30代以下は0.76%(同0.91%)と、3年連続で1%を下回った。

社長の平均年齢を都道府県別にみると、最高は秋田県の65.33歳。前年の64.91歳から0.42歳上昇し、2年連続トップとなった。

また、総務省統計局の人口推計(2021年10月1日現在)から算出した「65歳以上人口比率」が最も低い東京都の社長の平均年齢は37位の62.77歳(前年62.70歳)だった。

最年少は大阪府の61.76歳(同61.50歳)。2018年以来、4年ぶりに最年少になった。

【都道府県別 社長の平均年齢トップ5】
1位 秋田県 65.33歳(前年64.91歳)
2位 高知県 64.94歳(同64.88歳)
3位 長崎県 64.60歳(同64.19歳)
4位 山形県 64.42歳(同64.13歳)
5位 岩手県 64.38歳(同64.10歳)

調査は、東京商工リサーチの企業データベース(約400万社)から2022年12月時点の代表者の年齢データを抽出、分析した。「社長」は、代表取締役社長のほか、個人事業主や理事長などを含む。

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