人材採用

2020年12月の完全失業率2.9%、正規雇用16万人増

 総務省が発表した労働力調査(速報)によると、2020年12月の完全失業率(季節調整値)は前月と同水準となる2.9%だった。

 男女別の完全失業率は、男性が3.1%で前月比0.1ポイント減。女性は2.7%で前月比0.3ポイント増となった。

 完全失業者数は194万人で、前年同月比は49万人増と11カ月連続の増加となった。完全失業者のうち「勤め先や事業の都合」は40万人(前年同月比20万人増)、「自己都合」は71万人(同9万人増)だった。

 就業者数は6666万人(前年同月比71万人減)で、9カ月連続の減少となった。就業者数のうち雇用者数は5984万人(同59万人減)。

 正規雇用は3534万人(前年同月比16万人増)となり、7カ月連続の増加となった。非正規雇用は2093万人(同86万人減)となり、10カ月連続して減少した。

 非正規雇用の内訳は、パート1017万人(前年同月比31万人減)、アルバイト466万人(同38万人減)、派遣社員145万人(同5万人増)、契約社員276万人(同8万人増)、嘱託108万人(同13万人減)、その他81万人(同17万人減)。

 就業者数の前年同月比を産業別に見ると、医療・福祉(前年同月比32万人増)、情報通信業(同21万人増)、建設業(同9万人増)、教育・学習支援業(同9万人増)などが増加し、宿泊業・飲食サービス業(同29万人減)、卸売業・小売業(同22万人減)、サービス業(他に分類されないもの)(同21万人減)などが減少した。

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