人材採用

7月の完全失業率2.9%、正規雇用52万人増

 総務省が発表した労働力調査(速報)によると、7月の完全失業率(季節調整値)は前月比0.1ポイント増となる2.9%だった。

 男女別の完全失業率は、男性が3.0%で前月比0.1ポイント減。女性は2.7%で前月比0.2ポイント増となった。

 完全失業者数は197万人で、前年同月比は41万人増と6カ月連続の増加となった。完全失業者のうち「勤め先や事業の都合」は38万人(前年同月比19万人増)、「自己都合」は74万人(同4万人増)だった。

 就業者数は6655万人(前年同月比76万人減)で、4カ月連続の減少となった。就業者数のうち雇用者数は5942万人(同92万人減)。

 正規雇用は3578万人(前年同月比52万人増)、非正規雇用は2043万人(同131万人減)となった。

 非正規雇用の内訳は、パート995万人(前年同月比51万人減)、アルバイト440万人(同33万人減)、派遣社員125万人(同16万人減)、契約社員277万人(同19万人減)、嘱託116万人(同15万人減)、その他90万人(同3万人増)。

 就業者数の前年同月比を産業別に見ると、不動産業・物品賃貸業(前年同月比14万人増)、教育・学習支援業(同10万人増)、学術研究・専門・技術サービス業(同9万人増)などが増加し、宿泊業・飲食サービス業(同22万人減)、建設業(同20万人減)、生活関連サービス業・娯楽業(同18万人減)などが減少した。

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