調査・統計

有料職業紹介の手数料収入が2年連続で過去最高を更新

 厚生労働省は、2014年度の「職業紹介事業報告書」を集計して、発表した。それによると、有料職業紹介の手数料収入が2年連続で過去最高となったことが分かった。

 民営職業紹介事業所の2014年度の常用求人数は512.2万件人で前年度比25.0%増となった。このうち、有料職業紹介事業は436.9万件で26.9%増、無料職業紹介事業は75.4万件で14.7%増だった。

 有料職業紹介事業のホワイトカラーや販売・サービス職などの主要な職業区分の求人をみると、「事務的職業」が53.8万件(前年度比17.2%増)、「専門的・技術的職業」が162.4万件(同2.3%増)と増加したが、「管理的職業」は12.8万件(同11.4%減)で減少となった。

 人手不足が続く「販売の職業」は前年度比18.2%増の53.3万人、「サービスの職業」は同34.0%増の35.8万人と大きく伸びた。  一方、新規求職申込件数は1582.7万件となった。このうち、有料職業紹介事業は1561.6万件、無料職業紹介事業は21.1万件だった(新規求職申込件数は件数計上の基礎が変更されたため前年度との比較はなし)。

 職業別では、「専門的・技術的職業」が125.8万件、「事務的職業」が121.6万件、「サービスの職業」が96.8万件、「販売の職業」が84.8万件、「管理的職業」が16.7万件などとなっている。

 この結果、常用就職件数は前年度比15.3%減の55.7万件で、5年ぶりに減少。このうち、有料職業紹介事業は51.8万件で16.1%減、無料職業紹介は3.9万件で2.8%減となった。

 職業別では、「管理的職業」が0.9万件で前年度比57.0%減と大きく減少。「事務的職業」が7.7万件で同22.7%減、「専門的・技術的職業」が12.1万件で同16.9%減、「サービスの職業」が4.4万件で同7.4%減となった。「販売の職業」は5.4万件で2.1%増だった。

 有料職業紹介の手数料収入は3487億円で前年度比8.1%増となり、2年連続で過去最高を更新した。職業別の内訳は、「専門的・技術的職業」が1123億円、「事務的職業」が587億円、「販売の職業」が461億円、「管理的職業」が230億円、「サービスの職業」が112億円などとなっている。

 全国の民営職業紹介事業所数は、前年度比3.4%増の1万8805事業所(有料職業紹介事業1万7893事業所、無料職業紹介事業912事業所)で、3年連続の増加となった。

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