転職

転職活動に役立つ転職求人倍率

社会環境が変化するなか、学卒後入社した企業に定年まで在籍するケースは少なくなってきました。日本の転職市場はまだ未成熟ですが、転職が一般化しつつあり、転職を考えている人も多い子でしょう。転職について調べる際、転職求人倍率が参考になります。

「転職求人倍率」を見ると転職のトレンドがわかる

「転職求人倍率」とは、転職市場における求人場率(求人数÷登録者数)のことです。転職サイトごとに転職求人倍率を毎月発表しています。

株式会社リクルートキャリアが提供する「リクルートエージェント」における今年の転職求人倍率を見ると、1月1.66倍、2月1.68倍、3月1.78倍と少しずつですが、上昇していることに気づくでしょう。

近年、最も転職求人倍率が高かったのは2015年4月で1.85倍。2か月後には1.51倍までに低下したものの、それ以降は微増が続いています。

エンジニアの転職求人倍率は高止まり傾向

2016年4月の「インターネット専門職(Webエンジニア含む)」の転職求人倍率は4.95倍。昨年同月は5.10倍だったため、若干の低下となりましたが、この1年間4倍台後半から5倍台前半を行き来しています。

2016年4月の「SE」の転職求人倍率は2.64倍。昨年同月は2.53倍でした。「インターネット専門職(Webエンジニア含む)」と同様、ITエンジニアは引っ張りだこだとわかります。

「機電エンジニア」も転職求人倍率が高止まりしている職種。2016年4月の「組込・制御ソフトウエア開発エンジニア」の転職求人倍率は3.90倍(前年同月3.36倍)、「機械エンジニア」の転職求人倍率は2.94倍(前年同月2.80倍)でした。この1年間、「機電エンジニア」の転職求人倍率は2~3倍と安定しています。

文系人気職種の転職求人倍率は低位安定

文系の人気職種といえば「オフィスワーク事務職」が代表格。この職種は転職希望者が多いものの、退職者が少なく、求人数も多くないため、自然と転職求人倍率は低下します。

2016年4月の「オフィスワーク事務職」の転職求人倍率は0.44倍(昨年同月0.53倍)でした。0.4~0.5倍台で推移しており、競争率の高い状況が続いていると言えます。

バックオフィス関連職種の転職求人倍率の持ち直しも

「総務・広報」「人事」「経理・財務」「法務・知財」などの職種は転職求人倍率が低位な時期があったものの、最近になって持ち直してきています。

例えば、「総務・広報」の2016年4月の転職求人倍率は1.05倍。前年同月は0.75倍で0.3ポイントも改善しています。

エンジニア一人勝ちの時代は続くか

これまで説明してきた通り、エンジニアの転職求人倍率は高位安定。今後もこの傾向は続くと見られます。

一方、オフィスワーク事務職を中心にバックオフィス関連職種は依然として厳しい状況。

もしバックオフィス関連職種で転職する場合は、求人倍率の推移にも注目したいところです。

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