ビジネススキル・マナー

社会人基礎力とは?新社会人が知っておきたいこと

この記事では人工知能に奪われない仕事を5つ挙げて、その特徴を紹介していきます。

~この記事のまとめ~

  • 社会人基礎力とは
    • 「前に踏み出す力」
    • 「考え抜く力」
    • 「チームで働く力」
  • 2018年に新しく追加された3つの視点
    • 何を学ぶか
    • どのように学ぶか
    • どう活躍するか

みなさんは「社会人基礎力」という言葉を聞いたことがありますか?

この社会人基礎力、近年では就職時にも重視されるため、トレーニングプログラムを取り入れている大学や、新社会人が対象のセミナーなども増えてきています。

社会人基礎力とは、一体どんな能力なのでしょうか。

社会人基礎力とは何なのか?

「社会人基礎力」という考え方を最初に提唱したのは、経済産業省です。

その定義は「職場や地域社会の中において多様な人々と共に仕事を行っていく上で重要となる基礎的な能力」。簡単に言い換えれば、「社会人として身につけておいたほうがいい能力」です。

経済産業省では、社会人基礎力の核は

  1. 「前に踏み出す力」
  2. 「考え抜く力」
  3. 「チームで働く力」

という3つの能力で構成されていると定義しました。

その3つの力は、さらに細かく具体的な12の能力で構成されています。

以下で3つの軸となる能力と、それぞれで細分化された能力について紹介していきます。

能力①「前に踏み出す力」

社会人 前に踏み出す スタートライン ビジネス ビジネスマン

前に踏み出す力」は「一歩前に踏み出して、失敗しても粘り強く取り組む力」とされています。

この「前に踏み出す力」を身につけるために必要な能力要素は3つあります。

  • 主体性:自分から進んでものごとに取り組む力
  • 働きかけ力:他人に働きかけてプロジェクトに巻き込んでいく力
  • 実行力:目的を明確に設定して確実に成し遂げる力

例えば自分でプロジェクトの案を企画して、上司に提案してみる。そしてそれが却下されても改善案を更に出して認められるまでプレゼンする能力、のようなことを言います。

行動して、失敗したとしてもめげずに努力できるような人がより良い仕事を遂行できるのは疑いないでしょう。

こうした力を会得することで、「前に踏み出す力」、すなわち積極的に仕事をこなしていく能力や姿勢を得られるということになります。

能力②「考え抜く力」

プロジェクト 思考 ビジネス 考える チーム

考え抜く力」は文字通り、「課題を発見し、考え抜く力」です。

考え抜く力に必要な3つの能力要素は以下の通りです。

  • 課題発見力」:現状を正確に分析して問題点を明らかにする力
  • 計画力」:課題の解決に向けてのプロセスを組み上げて準備する力
  • 想像力」:今までにない新たな価値を生み出す力

課題を発見したり、仮説を提唱するのは実は難しいです。

常に課題意識をもってものごとを見つめる姿勢を持っていないと課題を設定することすら叶うことはないでしょう。

目まぐるしく変化する現代社会では、自主的に目の前の仕事や身の回りの様々なシステムなどに疑問や仮説をもち、それを解消したり検証することが求められています。

現状をきちんと分析して課題発見をするだけでなく、解決のためのプロセスを組みながら新しい価値を生み出すクリエイティブな能力も必要となるわけです。

能力③「チームで働く力」

チームワーク ビジネスマン スーツ 手を合わせる 円陣

チームで働く力」は、「多様な人々と協力して働く力」です。

社会人として様々なグループや組織の人と協力して仕事を遂行する能力は必須です。

「チームで働く力」は、具体的には6つの能力要素で構成されています。

  • 発信力」:自分の意見を分かりやすく伝える力
  • 傾聴力」:相手の意見をしっかりと聞く力
  • 柔軟性」:お互いの立場や意見の違いを理解する力
  • 状況把握力」:周囲の状況を正確に分析して理解する力
  • 規律性」:決められたルールや約束を守る力
  • ストレスコントロール力」:様々なストレスに対応する力

いずれの能力要素も、チームワークを発揮するうえでは必要不可欠です。


人生100年時代の社会人基礎力で大切な視点

2018年、人生100年時代とも呼ばれる現代の働き方に沿うように、新たな「社会人基礎力」が経済産業省によって発表されました。

どの年代層でも活躍し続けられるような内容として、新たに、以下の3つの視点が提唱されました。

  1. 何を学ぶか
  2. どのように学ぶか
  3. どう活躍するか

新たな社会人基礎力の視点①何を学ぶか

人生100年時代では、時流の変化や自己の内面変化などに合わせて学ぶ内容を変える必要があります。

活躍するうえで学ぶ必要があるもの(外的動機)や、自分が学びたいこと(内的動機)を意識し、それらを学び続けることが重要です。

キャリアやポジションが、会社や社会全体から”もらえる”ものだと盲信するのではなく、自らキャリア設計をして、自分の目標に向けて学び努力する姿勢が大切だということです。

新たな社会人基礎力の視点②どのように学ぶか

何を学ぶかが明確になったら、次はどのように学ぶかを考える必要があります。

これは、学ぶ媒体の選定だけでなく、学び方そのものや、学習の姿勢(学んだあとにアウトプットしたり同じ志の仲間と協力して何かを実現する)を意味します。

独りだけではなく複数人と協力することで、それぞれが過去に得た体験やキャリアを統合し、より中身が充実した学びへと昇華させることができます。

新たな社会人基礎力の視点③どう活躍するか

経済産業省では、これを「自己実現や社会貢献に向けて行動すること」と定義していました。

「視点①何を学ぶか」では、自己実現に向けて自律的にキャリア設計をし、主体的に努力するのが重要と述べましたが、それだけではまだ足りません。

内的動機だけでなく、外的な動機。すなわち社会への貢献といった観点も持ち合わせることが重要ということです。

会社や社会が個人に何を求めているのかといった観点をもつことで、自分の活躍の場をより効率的に広げることができます。


なぜ社会人基礎力が求められるのか?

グローバルに展開して多様化した社会では、今までの範囲を超えてのサービスや商品価値が求められます。

外の世界に目を向けて、さまざまな専門分野や価値観の人と手を取り、お互いの能力を結びつけて新たなものを生み出していく力が求められているのです。

場合によっては、新たに学んでいかなければならないこともありますし、今までよりさらに高度な知識が求められることもあります。

そういった社会の変化に対応するために必要な力を整理し、3つの分野の12の能力にまとめたものが「社会人基礎力」なのです。

どんな業種でも必要になる「社会人基礎力」

社会人基礎力は、ビジネスパーソンに求められる普遍的な力です。

「事務職だから必要ない」「うちの会社はグローバル展開はしていないので関係ない」といったものではありません。

逆にいえば、どんな業種、どんな職種であっても、社会人基礎力を身につけておけば、将来的なキャリアアップにつながっていくのです。

オリジナル採用サイト制作サービス採用アクセル
アクシスコンサルティング

⼈事部⻑向け専⾨誌

⼈事部⻑向け専⾨誌
TOP