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育休から社会復帰するママには不安がいっぱい!その対処法は?

社会女性にとって産休・育休は、法律で認められている権利ですが、職場の復帰環境が整っていない企業もまだまだあります。そこで、今回はそんな社会人女性として頑張るママたちの不安を解消する方法をご紹介しましょう。

育児休暇からの社会復帰前の不安の数々

よく聞く不安事項を挙げてみました。

1) 子供と離れるのが不安
2) 産休前と同様に仕事ができるだろうか?
3) 復帰後、会社に自分の居場所があるだろうか?
4) 子供に何かあったときに早退や遅刻、欠勤をしても大丈夫だろうか?

家庭環境や周囲の援助の有無によって、他にも細かい不安はたくさんあるかもしれません。

ママの不安①|子供を置いて仕事に出る不安

赤ちゃんを出産してから社会復帰を考えるまでの間、ママは寝る暇も無いほど赤ちゃんのお世話に没頭してきました。
社会復帰すると、そんな赤ちゃんと全く別の場所で長い間離ればなれに過ごすことになるのです。

産後1年未満の赤ちゃんは、些細なことで急に体調に異変が起こったりするので、心配や不安で頭がいっぱいになるのも仕方ありません。

また、ママが社会復帰すると、夫婦で育児と家事を分担する必要も出てきます。忙しくて疲れているのはママもパパも同じ。
だから、些細なことで夫婦喧嘩になったり、赤ちゃんの体調変化や不運な偶然が重なったことで、夫婦間に修復できない亀裂が入ってしまうケースだってあるのです。

ママが社会復帰をする前に、家事や育児の分担について、夫婦でしっかりと納得いくまで話し合うことをおすすめします。

反対に、赤ちゃんの事を真剣に考えて、仕事の復帰を諦めて会社を辞めてしまう決心をすることもあるでしょう。

でも、一旦社会から離れてしまうと、そのブランクは、子育てが一段落して社会復帰を考えたときに、思った以上にネックになります。

子供はママの不満を敏感に感じ取ります。「自分が生まれたせいでママがやりたかった仕事を諦めた」そんな風に感じさせてしまう事だけは避けたいものです。
そのときになって後悔しないかもじっくり考えましょう。

「案ずるよりも産むが易し」という言葉もあれば、「万が一……」という言葉もあります。先のことはわかりませんが、自分の性格や気持ちを十二分に考えて結論を出しましょう。
復帰してみて自分の気持ちを確かめてから結論を出すという方法も有りですよ。

ママの不安②|会社に自分の居場所がある?

産休と育休で1年以上会社をお休みしていたわけですから、その間に、当然自分の仕事を誰かが代行してくれている場合がほとんどです。派遣社員・パート・アルバイトを雇ったり、他部署からの新人の異動がある場合もあります。

代替要員だったはずの人が、自分の席の主のように周囲と馴染んで、自分の方が余所者のように感じてしまうこともあります。
休んでいる間の事情が飲み込めずに、居づらくなって辞めてしまうケースも多いのです。

居場所を作るのは自分です。
「居ない人」と忘れられてしまわないように、自分の存在を定期的にアピールしておきましょう。

可能なら、勤務の邪魔にならないように、差し入れ持参で、赤ちゃんを連れて短時間の会社訪問もおすすめです。
周囲に迷惑をかけているお詫びの気持ちと、「今はお休みさせて頂いていますが、○月から頑張ります」という意欲のアピールにもなります。周囲や代替要員の方への自分の存在のアピールにもなります。

産休や育休は労働者の権利ですが、他の社員にしわ寄せがいって迷惑をかけているのも事実です。権利の行使にはチームワークとお互いの思いやりが重要だということを忘れないでおきましょう。気遣い次第で迷惑をかけられても気にならないことも多々あるものです。

ママの不安③|産休前と同じように働ける?

1年以上お休みしていると、体力も減少します。ましてや産後体型が変わってしまっていることもあります。
生活スタイルが赤ちゃんと同じになって、以前と同じように会社で働く体力があるかどうかの不安もあるでしょう。

体力の不安の場合は、産後の子育ての合間に赤ちゃんと一緒に散歩したり、運動・エクササイズ・ヨガ・整体等に励むことで、体型や体力を産休前に戻すことは可能です。

産休前と同じように、仕事について行けるかどうかは、復帰数ヶ月前くらいから勉強や仕事のシミュレーションをしてみたり、会社に顔を出して情報を入手したり、方法は色々あります。

このような方法で自分なりに頑張ることさえ、子育てとの両立は非常に大変なことかもしれません。
社会復帰した後の育児と仕事の両立は、復帰前のこれらの頑張りとは比べものにならないほど、壮絶な頑張りと体力が必要であることを予想しておきましょう。

ママの不安④|子育てと仕事を両立できる?

育児休暇をやすいよう様々な支援制度があることを知っておきましょう。
但し、当然あるものでは無く、育児休暇復帰後に自分で会社に請求し無ければなりませんが、請求された会社側はそれを拒むことができません。

1. 所定外労働の制限
(3歳未満の乳幼児がいる場合)

2. 短時間勤務(1日原則6時間)制度の義務化
(3歳未満の乳幼児がいる場合)

3. 時間外労働の制限
(小学校前の乳幼児がいる場合)
月に24時間、年に150時間を超える労働の禁止
深夜残業の禁止(業務時間が全て深夜の場合は除く)

4. 子供の看護休暇取得
(小学校に入学する前の乳幼児がいる場合)
1人の場合:年5日/2人以上:年10日
但し、有給か無給かは会社の規定による。

自分で請求しないと得られない支援制度ですが、これらを利用できれば、子育てと仕事の両立が多少なりとも楽になりそうですね。

子供と一緒のライススタイルを考えてみよう

いかがでしたか?
国が働く女性を支援し、法律がどんなに整備されても、ママと社会人女性を両立することはまだまだ難しい世の中です。

でも、労働基準法では、産休や育休を請求することで、退職を迫られたり、企業が労働者に不利になるような待遇を与えることは法律違反です。

「育休職場復帰給付金」という制度があるということも、国が育休復帰を支援し、法的に守られている証拠です。

しかし、産休や育休をとりにくい職場環境の企業はまだまだあります。とくに零細企業では、人材不足で、法制度はあっても、それを実行することが不可能であるのも事実です。

結局職場環境に左右されてしまうのが現実ですが、知っているだけで、自分の可能性を広げられるかもしれません。

また、権利を行使できる体制が整っている会社に転職するのも一つの方法です。
正社員よりも、派遣の方がママに働きやすい職場を紹介してくれることもあります。

産休・育休期間は、子供や家庭と幸せになるために、自分に合った働き方を模索して考える期間なのかもしれませんね。

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