貯金が苦手な人必見!新社会人のかんたん貯金法
新社会人になって、はじめて一人暮らしを始めた皆さん!毎月貯金ができていない人も多いでしょう。筆者も若い頃は全く貯金ができない人でした。それが、何となく実践して、思いの外貯金に繋がる『かんたん貯金法』をご紹介しましょう。
かんたん貯金法①|家計簿をつけよう
お金を貯めたいなら家計簿をつけましょう。家計簿をつけることで、自分のお金の使い方が分析できます。
まず初めに、毎月決まっている出費を書き出してみましょう。
【銀行引き落とし】
・家賃、駐車場代
・光熱費
・保険料(医療保険・生命保険・自動車保険等)
・通信費(NHK、携帯や電話、パソコン他)
・自己啓発費(お稽古や塾他)
・クレジット等引き落とし
……etc
【生活費】
・食費
・生活雑貨費
・ランチ代
・交際費
……etc
毎月決まって必要なお金をお給料の手取りから引きます。
これらは銀行引き落としになっていることが多いので、その残ったお金で生活している人がほとんどでしょう。
この残ったお金を、一般的に生活費といいます。
社会人になると、どうしてもランチ代と交際費は、ある程度必要です。だから、この2つも必要なお金として初めからとっておく必要もあります。
将来に向けて、結婚費用や自己啓発費も必要です。それらのために貯金もしたいですよね。可能なら、生活費から毎月の貯金目標を決めて、初めから抜いておくのをおすすめします。
お給料が少ない内は、貯金額は数千円でも良いのです。簡単に貯金できる金額よりも、少しだけ多い金額を目指すのがおすすめですよ。案外できちゃうものです。
そうすると、どうしても食費や生活雑貨の費用にしわ寄せがきてしまいます。でも、これらを必要以上に切り詰めると、栄養・美容、ひいては健康にも害が生じる可能性もあります。
そこで、自分のお金の使い方を分析して、無駄な出費を自覚し、必要な出費の費用を確保するためにも、家計簿は重要なアイテムといえるでしょう。
最近の家計簿は、メモ欄があるので、その日の出来事や献立、感想等をメモって、簡単な日記の役目も果たします。
かんたん貯金法②|1ヶ月5週間生活をしよう
一般的に、お給料日から翌月のお給料日の前日までで、生活費を割り当てている人が多いでしょう。
でも、1ヶ月は28日~31日まであって、祝日が多い月も最近は多いですよね。つまり、28日でも31日でも生活できているわけです。
会社帰りにお買い物をして帰る人も多いかもしれませんが、お休みの日に1週間分をまとめ買いをするのがおすすめです。
土曜市、日曜市、あるいは特定の曜日にスーパーの特売があったりもします。最近では、24時間スーパーもありますので、特売日の遅い時間は、売り尽くしのため、割引が大きかったりします。(その代わり、お目当ての物が残っているかどうかも不明ですが……。)
それなら、自宅の近所の特売日に、まとめ買いがお得です。
1週間分まとめ買いをするなら、1ヶ月5週生活がおすすめです。
だって、1か月5週の月は、苦しくても切り詰めて何とかしていますよね。だから、それを毎月の習慣にするのです。
まず1ヶ月の食費を5で割って、1週間の食費を決めて生活をするのです。
また、1ヶ月の生活雑貨費も決めて、ドラッグストア等の特売日に1か月分まとめ買いをします。こうして1ヶ月5週生活をしていると、1ヶ月4週の月は、1週間分貯金できます。
また、5週間終了したとき、財布に残っている小銭も、コーヒーの大瓶にでも入れて貯めていきましょう。けっこう貯まるものです。まさに、「ちりも積もれば山となる」ですよ。
1円たりないだけでお札を崩すくらいなら、コーヒー瓶の小銭で払っちゃいましょう。お札を崩すとすぐに無くなってしまいます。
かんたん貯金法③|できるだけ自炊をしましょう
できるだけ自炊し、数日食べられるカレーや大量野菜炒めや肉じゃがなどを作って、その合間にお魚を食べましょう。栄養バランスも偏りません。
お休みの日に、作り置きできる煮物やきんぴら、浅漬け、ハンバーグの下ごしらえをするのもおすすめです。
煮魚は、夜の内に作って、朝冷蔵庫に入れて出勤すれば、帰ってレンジでチンするだけでバランスの取れた良い夕飯が出来ます。
キャベツの千切りをまとめ切りにしてタッパに入れて冷蔵したり、ほうれん草をゆでて食べる大きさに切り小分けにして冷凍したりしていると、疲れて帰ってきたときもすぐに使えます。
今の電子レンジは有能ですから、自炊の下ごしらえをしておけば、かなり手料理が手軽に出来てしまいます。
ただし、どうしてもお料理が苦手な人は、少なくともキャベツの千切りをタッパに作っておく、ゆでたほうれん草の小分け冷凍、くらいは作っておきましょう。
ご飯とサラダ、味噌汁だけ作って、メインメニューだけ夜遅い時間に値下げされた物を買うのもおすすめです。
また、どうしてもランチを外食にしないといけない人は、ランチを主食にして、朝食と夕食を軽いものにするのも節約術の一つです。
とくに、安い社員食堂に定食メニューがある人は、小鉢をつけても、お昼をメインの食事にしてしまった方がお得です。
かんたん貯金法④|ポイントや通販を上手に使おう
Netショッピングを上手に使いましょう。お化粧品やお米etc、ドラッグストアよりも安く購入できる物もたくさんあります。ポイントもたまり一石二鳥です。
アンケートに答えるだけで、ポイントがつく仕組みのレシートもあります。ポイントやクーポンで、お買い物ができてしまうこともありますよ。
スーパーやドラッグストアやクリーニング店でも、会員になってポイントがつくお店がたくさんあります。ポイント2倍デー、3倍デーなどもあります。
クレジット払いにするとポイントが貯まるものがありますが、それらは一括払いのみの仕組みが多く、利便性から使い過ぎの心配がある為、貯金法としてはおすすめ出来ません。
ポイントをゲットしたものの、ポイントを差し引いてもかえって出費が増えてしまう場合もあります。
例えば、ポイントの付く電子マネーは、チャージ型は便利です。しかし銀行口座やクレジットカードでのまとめて自動引き落としをかけるタイプは、どのくらい使ったか忘れてしまう可能性があります。
節約には逆効果になりやすいので、お気を付けくださいね。
かんたん貯金法⑤|ボーナスでまとまった貯金を!
ボーナスはまとまった貯蓄をするチャンスです。
毎月の支払いで払えない、車の税金や車検費用、大きな支払いもボーナスで補います。毎月のお給料が不足気味なら、その分も補いましょう。
一番いけないのは、ボーナスを当てにしたお買い物です。この不景気の時代、ボーナスが予定通りに支払われる保証は何処にもありません。だから、ボーナス払いは必要最低限に抑えておきましょう。
ボーナス払いにしても、毎月のお給料の中から積み立てて、ボーナスを使わないで支払うくくらいの気分でお買い物するのがおすすめです。
ボーナスを当てにしすぎてると、うっかり忘れてしまって、請求書が来て慌てるなんてことになりかねません。
貯蓄と普段の赤字の穴埋めをしてなおも余裕があるなら、金額を決めて、日頃頑張っている自分へのささやかなご褒美をするのも忘れずに!
「かんたん」されど「コツコツ」貯金
いかがでしたか?
1ヶ月5週の生活は、かなりの節約術が必要です。
でも、スーパーの特売や、Netショッピング、ポイントカードを上手に利用した節約術も駆使すれば何のそのです。
達成できたときは嬉しくて、「また頑張るぞ!」という活力になります。
コーヒー瓶の小銭やポイント、預金額の増加が数字となって現れるのも嬉しいものです。
貯金が苦手な人ほど、情報と労力を駆使してチマチマ貯蓄をしてみましょう。「気がついたらけっこう貯まってた!」なんてこともありますよ。
騙されたと思って試してみてはいかがでしょう。