ビジネス

東京の女性社長 人数、比率ともに過去最多で全国トップ

女性活躍の風をジワリと感じるニュースが入ってきた。2015年の東京都の女性社長の人数と比率が2010年の調査開始以降最多を記録していることが東京商工リサーチ(東京・千代田、河原光雄社長)の調査で分かった。東京都の企業に占める女性社長の比率は14.3%。まだ50%には遠く及ばないが、今後の女性活躍に大きな期待ができる数値が並んだ。

東京の女性社長は8万6274人

2015年の東京都の企業60万1786社のうち女性社長は8万6274人で、調査を開始した2010年以降、5年連続で前年を上回り最多を記録した。

 増加率は前年比8.0%増で、全国平均増加率7.2%を0.8ポイント上回った。

 企業数に占める女性社長の比率は14.3%(前年14.0%)と2010年以降最も高く、全国平均11.8%を上回り全国トップだった。


 産業別でみると、サービス業他が43.7%と圧倒的に多かった。中でも飲食業や介護、美容関連など過小資本でも参入が容易な生活関連分野が目立った。次いで不動産業が15.1%、小売業が11.1%と続き、上位3産業で約7割(69.9%)を占めた。

【産業別女性社長数トップ5】
1位 サービス業他 43.7%
2位 不動産業   15.1%
3位 小売業    11.1%
4位 情報通信業  8.6%
5位 卸売業    7.8%

 市区郡別の女性社長数は、港区が全体の11.7%でトップ。次いで渋谷区8.9%、世田谷区6.6%、新宿区6.4%、中央区6.3%の順だった。

 男女全体の社長数で世田谷区は6位(4.6%)にとどまったが、会社数に占める女性社長率が20.6%と高く、女性社長数では3位に入った。

出身大学のトップは慶応、東大は9位

東京都の女性社長の出身大学は、1位が慶応義塾大学の171人、2位が日本大学151人、3位が早稲田大学132人となった。

 上位5大学の中で、全国順位では3位の慶應義塾大学が逆転で首位となり、早稲田大学、青山学院大学も全国順位より東京都順位の方が高かった。

 国公立大学では、9位の東京大学が66人でトップ。次いで、22位に東京医科歯科大学34人、30位に千葉大学25人が上位30位に入った。上位30位までに女子大は8校がランクインした。


【女性社長出身校】
1位 慶応義塾大学 171人
2位 日本大学   151人
3位 早稲田大学  132人
4位 青山学院大学 120人
5位 東京女子医科大学 117人

 ちなみに女性社長の名前で一番多いのは「和子」で1035人。2位は「洋子」834人、3位は「幸子」817人、4位が「裕子」791人、5位は「陽子」666人だった。

 調査は、東京商工リサーチが保有する280万社の経営者情報(個人企業を含む)から、女性社長(病院、生協などの理事長を含む)を抽出、分析した。

採用サイト制作サービス 採用アクセル
経営者JP

⼈事部⻑向け専⾨誌

⼈事部⻑向け専⾨誌
TOP