営業職、販売職のスキルアップに役立つ資格
社会人になったからには、スキルアップに気を配りたいもの。与えられた仕事を一生懸命こなすだけでは不十分です。スキルアップは自発的に行いましょう。この記事では、営業職と販売職のスキルアップに役立つおすすめ資格について解説します。
【営業職おすすめ資格その1】簿記2級
簿記は経理に携わる人だけでなく、営業職にとっても必要な知識です。財務諸表をパッと見ただけで企業の経営状態を推し量ることができれば合格です。
営業職で数字を上げるためには、財務状態がよいクライアントと付き合うことが大事です。財務状態が悪いクライアントに販売すると、「代金未収」に終わるケースも考えられます。
簿記初心者は3級からチャレンジ。計画を立てて勉強すれば1か月程度で取得できます。
【営業職おすすめ資格その2】宅建、FPなど業務関連資格
不動産業界なら「宅地建物取引士(宅建)」、金融・保険業界なら「ファイナンシャルプランナー(FP)」など業務関連資格を取得しておくと有利でしょう。
これらの資格はある程度の学習期間が必要で難易度も相応です。そのため、若手社員の多くは所持しておらず、差をつけるにはうってつけです。
【販売職おすすめ資格その1】販売士
販売職の方なら、この資格の名前くらいは耳にしたことがあるはずです。
販売職のなかではポピュラーなもので1級から3級まで存在。小売に関する知識のほか、マーケティングなどについても学びます。1級の合格はかなり困難ですが、合格すると一目置かれるようになります。
若手は3級からチャレンジするとよいでしょう。得た知識は、すぐに使えるものばかり。販売の原理原則を学びたい人に特におすすめと言えるでしょう。
【販売職おすすめ資格その2】接遇に関する資格
販売職なら接遇の基礎は学んでおきたいもの。
レストランのウェイター・ウェイトレスなら「レストランサービス技能検定」、その他の販売職なら「ホスピタリティ検定」や「接客サービスマナー検定」などがスキルアップに役立ちます。
資格取得を通してスキルアップを!
説明した資格はいずれも低資金で取得できるものばかり。
なかには難易度の高いものもありますが、スキルアップ計画を自分なりに立て、地道に学習するとよい結果が得られるでしょう。
社会人は会社によって与えられた研修だけでなく、自身で能力開発を行うことがポイント。将来的に転職に有利に働く可能性もあり、戦略的に取り組むことも考えてみましょう!