転職

転職希望者1人に対して2.81件の求人アリ 売り手市場続く

2016年8月の転職求人倍率は前月比0.29ポイント増の2.81倍となり、転職者に有利な売り手市場の状態が進んでいることがインテリジェンス(東京・千代田、峯尾太郎社長)の調査で分かった。求人数は微増、転職希望者数は減少傾向だった。

求人数は前月比100.7%で微増した。夏期休暇に伴い採用活動を一時中断する企業があったため7月までに比べると落ち着いたように見えるが、21カ月連続で調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新しており、前年同月比では125.3%と企業の採用意欲は依然として活発だ。
 一方、転職希望者数は夏期休暇の時期であったことが影響し、前月比90.1%となり例年通りの減少傾向となった。しかし前年同月比では120.2%となっており、転職希望者も増加傾向であることが分かる。
 業種別では、転職求人倍率は9業種すべてで上昇した。8業種で1.00倍を超えており、売り手市場の状態が続いている。

【業種別 転職求人倍率】
IT・通信・インターネット 6.73倍
メディカル 3.28倍
サービス 3.25倍
メディア 2.91倍
金融 1.88倍
メーカー 1.82倍
小売/外食 1.34倍
商社/流通 0.94倍
その他 1.92倍

 前月比で求人倍率が最も上昇したのは「IT・通信・インターネット」で、0.56ポイント増の6.73倍だった。前年同月比で求人倍率が最も上昇したのは「メディア」で、0.47ポイント増の2.91倍となった。

 前月から求人数が増加したのは、「金融」「メディカル」「メーカー」「商社・流通」「小売・外食」の5業種だった。

 求人数が特に伸びた「小売・外食」(前月比108.5%)では、店舗数の拡大を目指す外食チェーンが活発な採用を行っている。「金融」(前月比107.2%)では、信託銀行や証券会社でリテールビジネス拡大やシステムの強化を目的に増員が行われている。

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