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ビジネス検定(B検)をもっと知ろう!

みなさんの中には、スキルアップのための資格取得を考えている方も多いと思います。でも、どんな資格を取っておくと役立つのでしょうか? ビジネス関係の資格にはさまざまなものがありますが、近年注目されているのが「ビジネス能力検定試験ジョブパス」、通称「B検」です。

「ビジネス能力検定ショブパス」とは?

ビジネス能力検定ジョブパス、通称B検は、ビジネスに必要な実務能力を客観的に評価する指標として、2013年に始まりました。文部科学省の後援を得て、一般財団法人職業教育・キャリア教育財団が主催しています。

それまでも「ビジネス能力検定」という名前で認定を行っていましたが、社会やビジネス環境の変化に合わせて評価基準を見直し、2013年から新たなスタートとなったのです。

B検には下から3級、2級、1級と、3つの認定ランクがあります。3級は社会人としての基礎的なスキルを評価するもので、新入社員から入社1年目程度の新社会人向けです。

2級は基礎知識に加えて、効率的な仕事の進めかたなど実践力を評価するもので、入社2、3年目のビジネスパーソン向けとなっています。

さらに、管理職としてのマネジメント能力やリーダーシップまでもが問われる1級は、入社5年目程度の中堅ビジネスパーソンに向けた内容となっています。

B検は、自分のキャリアにあわせてレベルアップしていくことができるのです。

B検の出題傾向

B検では、職種や業種を問わずに必要とされる社会人としての基礎知識が問われます。

具体的には、お客様のニーズを優先する「顧客」、商品やサービスのレベルアップを目指す「品質」、仕事上で設定される期限を守る「納期」、最小の労力で最大の効果を狙う「コスト」、組織としての力を発揮できるようにする「強調」、ゴールを設定して作業に取り組む「目標」、合理的なタイムマネジメントを行う「時間」、つねに問題意識を持つ「改善」という8つの意識を中心にした、幅広い出題となるように考えられています。

そのため、B検に合格するための学習を行えば、個人としての能力だけでなく、チームワークのためのスキルやマインドも養われることになります。

B検を受験するには?

B検は、申し込みさえすれば誰でも受験できます。1級は記述問題もあるため、定められたパソコンで答えを入力していくCBT方式の試験のみですが、2級と3級ではCBT方式とマークシート方式の両方が行われています。

試験会場には、全国各地のビジネス系専門学校が使われることがほとんどです。受験会場はほぼ各県で設定されていますが、1級の実施会場は各地方で1カ所となってしまう場合も。公式サイトに試験会場の一覧や、会場による実施日程が発表されるので、チェックしてみましょう。

1級の試験は年に2回、9月と2月に行われます。出願期間は、個人で申し込む場合には試験の3週間前まで、団体での申し込みでは2週間前となっています。

マークシート方式による2、3級の試験も年に2回、7月と12月に全国一斉で行われます。そのほかに、CBT方式の試験は年間を通して随時行われています。

B検に出願する場合は、まず公式サイトで日程や会場をチェック。そして、希望の会場での受験をホームページから申し込みます。申し込み後の会場変更はできないので、スケジュールや会場へのアクセスをしっかり確認してから申し込みましょう。

B検に向けての効果的な学習方法

B検では、2、3級の公式テキストと公式問題集を発行しています。出題傾向に慣れておくためにも、公式テキストは必ず購入したいものです。年度ごとに新版が出版されているので、できれば最新のものを購入しましょう。

1級については、2級の内容を前提にさらに高度にしたものという位置づけのため、公式テキストは発行されていません。しかし、公式試験問題集は発行されているので、2級のテキストと問題集を併用して学習しましょう。また、公式サイトでは一部の過去問を公開しています。

B検では、内容は異なるものの、毎回同じ形式で出題されます。選択肢から正しい(あるいは正しくない)ものを選ぶ「選択問題」、ビジネス上のトラブルについての文章を読み、最もふさわしい対応策を選択肢から選ぶ「ケース問題」、新聞記事を読んで内容について問われる「新聞問題」、提示された資料から読み取れることを選択肢から選ぶ「データ問題」などです。1級ではさらに、資料から業務上の課題を読み取り、対応策や改善策を文章で記入する「記述問題」が出題されます。

まずは公式テキストに載っている問題を、ひととおり解いてみてください。B検とは社会人としての基礎能力を問う認定試験ですから、特に勉強をしておかなくてもある程度は解けると思います。しかし、自分の職種と関連が薄い分野については、やはり得点が伸びないのではないでしょうか。

ひととおりチャレンジして自分の苦手な分野を特定したら、その部分を重点的に学習してみてください。B検はビジネスパーソンとしての基礎能力を総合的に問うものなので、すべての分野で平均的に実力を養うことが合格の早道です。

また、できるだけたくさんの問題を解いて、出題形式に慣れておくのも攻略法のひとつです。特に1級の記述問題については、ふだんからニュースを見て文章にまとめるなどして、文を書くことに慣れておいたほうがいいでしょう。

B検のちょっとお得な受験方法

B検では、2級と3級の併願ができます。受験料の軽減といった措置はありませんが、一挙に受験してしまったほうが、試験会場に出向くという負担が少なくなります。自信のある人は、併願でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

また、2級合格から1年以内に1級を受験する場合は、8500円の受験料が5500円に割引きとなります。ただし、割引きとなるのは1回限りなので、十分に対策をしてから申し込むようにしましょう。

社会人としての実務経験のある方なら、B検は決して難しいものではありません。就職や転職の際には、有利な資格として評価する企業も多くなっています。社会人としての自分の能力を客観的に見るためにも、ぜひチャレンジしてみてください。

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