人材採用

3カ月の集中講座で中小企業のDX推進人材を育成【サイボウズ・船井総合研究所】他

3カ月の集中講座で中小企業のDX推進人材を育成【サイボウズ・船井総合研究所】

 DXが進まない原因として推進できる人材を確保できていないことがあり、中小企業では特に深刻だ。そうした中小企業を対象に、サイボウズと船井総合研究所は、3カ月の集中講座でデジタル人材を育成する研修「デジタル右腕」の提供を7月から開始する。

 両社は顧客のDXを支援する中で、ITツールを効果的に活用するための学習機会が少ないことや専任者の設置が必要であると認識し、経営課題発見の手法、ツール導入プロセスの設計方法、ITツールの活用に必要なスキルを体系的に学習できるプログラムを開発するに至った。

 生産性向上、売上向上、組織運営に関する講座とワークショップを行い、受講者は学んだ内容を自社の課題に当てはめてシステム活用に落とし込んだ最終課題を発表する。3カ月の集中研修で、DX化の全体設計・ディレクションができ、自社である程度デザインした上で外注や一部内製化ができるような人材の育成を目指す。研修受講料は税別30万円。

ITツールの活用を体系的に学習できるカリキュラム

若手のポテンシャルを引き出すために、自ら学ぶ力の開発を支援【リ・カレント】

 若手の活躍を引き出すためには、今の若手が何を求めているのかを知ることが欠かせない。リ・カレントが公開した「20代若手社員の意識調査レポート」によると、若手の仕事スタイルは「失敗が気になる/失敗しないよう行動」が全体の8割を占める結果となっている。

 同社は「今どきの若手は…」という否定的な見方ではなく、時代背景や社会環境から価値観を分析し、若手人材開発事業「トレジャリア」で若手のポテンシャルを引き出すための人材育成を支援している。

 「トレジャリア」は、「Treasure」と「Career」を組み合わせた造語で、20代のキャリアは宝物という想いを込めて、トレジャーキャリアと同社は呼んでいる。失敗を恐れずに一歩踏み出し続ける新人・若手と、若手のポテンシャルを引き出す関わりをする職場の相乗効果で、職場全体が育つ「共育」を実現するため、若手が自ら学ぶ力の開発を事業方針としている。

若手のポテンシャルを引き出すための人材育成を支援

リアルタイムな人事評価でパフォーマンスとエンゲージメントを向上【ハイマネージャー】

 テレワークや多様な働き方が広がる中で、マネジメントや人事評価に悩む管理職も増えている。ハイマネージャーは、ウィズコロナ時代のマネジメントでは、より高頻度なコミュニケーションやフィードバックによって評価をリアルタイムに行うことが必要と考え、丸紅、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、マネーフォワード、弁護士ドットコム、コロプラなど100社以上に、人事評価DXサービス「HiManager」を提供している。

 目標設定・1on1・フィードバックを効率的に行えるようにし、今まで期末にしか分からなかった評価をリアルタイムに行うことで、従業員エンゲージメントやパフォーマンスの向上につなげることが導入企業の狙いだ。6月からは、グローバル人材の採用を推進している企業向けに、ワンクリックで言語設定(日本語・英語)を変更できたり、ブラウザが英語設定の場合は自動で英語表記に切り替わる仕様を実装している。

目標設定・1on1・フィードバックを効率的に行える

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