
リクルートの責任者に聞く 強み・仕組み・方針
リクルート 加藤 茂 まなび教育支援Division 法人営業部 部長
2008年リクルート入社。事業開発・営業・事業企画・経営企画などを経て2018年10月よりスタディサプリの法人サービスを担当。
「学生時代に10年近くも勉強したはずの社員に、また英語を学ばせる難しさを解決します」
できるようになっていないのに、同じ方法で学ぶ·学ばせるのは本人も人事部もつらい
「学生時代から何年も勉強しているのに英語が苦手な社員が多い」。これは大手企業の人事部からよく寄せられる声です。
経営視点では英語ができるように社員を教育することは重要テーマですが、教育される側は学生時代と同じような方法では「その方法ではできるようにはならなかった」という嫌な記憶がよみがえります。
「英語をやりましょう、学生の頃よりもとにかく頑張って」では、言う方も嫌でたまりません。中には目を見張る成果が出る場合もありますが、それはあくまで例外です。
企業の要望から法人サービスをスタート 大手グローバル企業で導入
そうした企業から要望をいただき、2018年に「スタディサプリENGLISH法人サービス」をリリースしました。
人事部が社員に「昔の学習スタイルとは違いますよ、継続しやすくて今回こそ英語をモノにできますよ」と自信をもって案内できるという評価を得て、大手グローバル企業中心に600社以上に導入いただいています。
スマホで1回3分程度、学習者のレベル別にコンテンツを網羅
スマートフォンで自分の都合で取り組めるため、通勤・休憩時間などのスキマの時間や場所で勉強できます。語学にとって大切な「継続」と「量」を簡単に手に入れることができるのです。
もちろん教材の「質」も高いため、効率よく英語力がアップできます。講義動画をはじめ、問題演習・解説、リスニングトレーニング、シャドーイング、オンライン英会話、単語帳など、インプットとアウトプット両方のコンテンツが豊富に分かりやすく揃っています。
あらゆるレベルの学習者に対応したコンテンツを網羅しているので、「自分が丁度分からないところだけ」を繰り返して学習できるのも人気の秘訣です。
社員の学習状況が把握できる人事用管理画面を用意
人事用管理画面で、社員の学習状況や問題の正解率などを把握できます。研修修了要件として学習時間や正答率などを設定し、要件クリアで補助金を出すなども可能です。
料金は6カ月1人あたり1万4280円などで英語学習の中では低価格で、TOEIC®テスト対策、ビジネス英語、オンライン英会話などのコースを利用いただいています。
TOEIC is a registered trademark of Educational Testing Service(ETS). This article is not endorsed by ETS.
●「スタディサプリENGLISH」の学習の流れ

インプットとアウトプットの繰り返しで着実に身につく
●利用者数NO.1を獲得

回答者:1年以内に英語学習アプリを利用した2020人
調査期間:2021年9月24日~ 9月27日
調査手法:インターネット調査

リクルートの専門分野
【業種】
全業種
【職種】
全職種
【対象者】
経営者・役員、事業責任者、マネジャー、中堅、若手、新卒、中高年、弁護士、会計士・税理士、医師、看護師
リクルートの顧客
三菱UFJ銀行、三井住友銀行、三井不動産、SUBARU、LIXIL、丸紅等の大手グローバル企業中心に600社以上(2022年2月現在)
リクルートの会社情報
社名●株式会社リクルート
代表者●代表取締役社長 北村吉弘
事業責任者●まなび教育支援Division 木村健太郎
設立●1963年
資本金●3億5000万円
従業員数●1万5807人
住所●東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
連絡先●https://eigosapuri.jp/biz/
日本人材ニュース編集部の評価
リクルートの「スタディサプリENGLISH法人サービス」は、個人向けの「スタディサプリENGLISH」を利用した社員の英語力向上に着目した企業から要望を受け、人事用管理画面を追加しリリースされた。スマホで1回3分から学べるため、多忙な社員でも場所や時間を選ばず学習できると好評。インプットとアウトプットの両方に対応したコンテンツで、確実な英語力の向上が見込める。現在は「ビジネス英語コース」「オンライン英会話セットプラン」なども人気。