【キーンバウム】円満退職を成功させるプレミアクラスの「解雇戦略」とは? サーベイ「離職マネジメント2021」

【本記事の概要】

  • 企業の4分の3はまだ解雇についての戦略を持っていない
  • 解雇の状況下で管理職は不安に
  • 離職後の課題と可能性

 

離職マネジメントに戦略が必要な理由は3つある。第一に、人材獲得競争が激化しているため、雇用主としての魅力の重要性が高まっていることである。次に、ソーシャルメディアや評価ポータルを通じた交流が盛んになったことが挙げられる。最後に、スペシャリストやマネージャーは、離職後の潜在的な候補者や顧客となる可能性がますます高まっていることである。これは、人事・経営コンサルティング会社であるKienbaum社が行った最新の調査「Separation Management Update 2021」が明らかにしたものである。

マネージング・ディレクターレベルのサーベイ参加者が増加。実施状況はまだ改善の余地あり

「離職マネジメントについては、5年前に初めて調査を行った。割合としては、今年の参加者の中には2016年よりも多くのマネージング・ディレクターが含まれている」と、調査リーダーのベルント・フリック(キーンバウム・エグゼクティブニュープレイスメント)は指摘する。「このように、解雇マネジメントという課題は、特に中小企業(ミッテルシュタント)の管理職レベルでより重要な役割を果たしているようだ。」しかし、このように解雇戦略が重要視されているにも関わらず、その実施状況はまだ不十分と言える。明確に定義されたプロセスやガイドラインを持つか、という質問に対して、参加者の74%が否定的な回答をしている。

離職協議には訓練された管理者が必要

解雇を通知する担当者の個人的なトレーニングについても、専門家による再評価が必要であろう。「我々の見解では、離職協議はマネジメントの仕事の中でプレミアクラスに位置する重要なものであるが、実際のところ、離職協議に対して十分な準備ができている、と回答しているのは管理職の41%のみである。組織は、この困難な作業を容易にするために、トレーニング戦略を立てるべきだ」とベルント・フリックは言う。

最大の課題はコミュニケーション

「本レポートでは、離職マネジメントの10大課題を紹介している。他の課題より群を抜いて重視されているのは、該当者とのコミュニケーションである。これはすべての組織が速やかに対処すべき問題だと言えるだろう。特に難しいのは、解雇の理由をわかりやすく伝えることだ」とベルント・フリックは言う。

調査によると、感謝の気持ちを込めて伝えられた解雇は、本人だけでなく、残された従業員のコミットメントや雇用主への信頼にも影響を与えるという。これは、2016年の81%に対し、88%の回答者が同意している。さらに、将来的にそのマネージャーを再び採用する可能性(同意33%)や、顧客として獲得する可能性(同意61%)などもある。ベルント・フリックは、「別れがプロフェッショナルであればあるほど、再会も期待できるものとなる。顧客やサプライヤー、あるいは将来の従業員として、その人物と再会することは将来の成功につながるだろう。」とまとめている。

 

人事担当者向けの行動提言をまとめたレポート「Separation Management Update 2021」は無料でダウンロード可能。

https://media.kienbaum.com/wpcontent/uploads/sites/13/2021/08/Kienbaum_Studie_Trennungsmanagement_Update_2021.pdf

 

【出典】

キーンバウム・コンサルタンツ・インターナショナルプレスリリース
Kienbaum Consultants International GmbH
Kerstin Wandt
Edmund-Rumpler Straße 5
51149 Köln
+49 221 801 72-689
presse@kienbaum.de
www.kienbaum.com
ViSdP: Fabian Kienbaum

 

本記事はニュースレター2021年No.5に掲載されたものです。ニュースレターは下記よりご覧いただけます。
https://media.kienbaum.com/wp-content/uploads/sites/13/2021/10/Newsletter_No_5_2021_JP.pdf

オリジナル記事(ドイツ語)
https://www.kienbaum.com/de/presse/strategische-trennung-als-koenigsklasse/

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japan@kienbaum.co.jp

 

【キーンバウム・コンサルタンツ・インターナショナル】

全世界4大陸に計22の拠点を持つドイツ最大手、ヨーロッパ有数の人事およびマネジメントコンサルティング会社。創業以来75年以上、クライアント企業との信頼関係を基礎に、組織における人材の能力を最大限に引き出すことを目標とする総合的コンサルティングを提供。

 

【キーンバウム・ジャパン】

キーンバウムのコンサルティング業務のノウハウを活かし、日本におけるエグゼクティブサーチを目的に設立。豊富な海外ビジネス経験を背景に、クライアントのニーズを徹底的に把握し、一貫した信頼関係の中で候補者を絞り込む。雇用契約締結だけでなく長期的な人材コンサルティングのパートナーであり続けることを目標とする。

https://international.kienbaum.com/japan/

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