みらいワークス、40代大企業勤め男性におけるキャリア構築の能動性に関する調査を実施しました。
能動的なキャリア構築を実践する67.3%が、自己実現観点でキャリアに満足
大企業勤めの40代男性に聞いたキャリア構築に関する調査
~リスキリングが能動的なキャリア構築のカギ?~
プロフェッショナル人材のフリーランス・副業といった多様な働き方をサポートする株式会社みらいワークス(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡本祥治、証券コード:6563、以下「当社」)は、企業の総合職として勤める40代108名に対し、40代男性におけるキャリア構築の能動性に関する調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
■調査概要
調査概要:40代男性におけるキャリア構築の能動性に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年12月5日〜同年12月6日
有効回答:企業の総合職として勤める40代男性108名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1.情報の出典元として「株式会社みらいワークス」の名前を明記してください。
2.ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://mirai-works.co.jp/
■大企業勤め40代男性のキャリア構築、「能動的」と「受動的」がほぼ同率
「Q1.今まで、あなたは自身のキャリアをどの程度能動的に構築してきたと思いますか。」(n=108)と質問したところ、「かなり能動的」または「やや能動的」が計45.3%、「やや受動的」または「かなり受動的」が計41.7%という回答となりました。
・かなり能動的:15.7%
・やや能動的:29.6%
・やや受動的:24.1%
・かなり受動的:17.6%
・どちらとも言えない/わからない:13.0%
■能動的にキャリア構築してきた根拠、「なりたい職業を自分で選び、積極的に活動してなることができたから」など
Q1で「かなり能動的」「やや能動的」と回答した方に、「Q2.自身が能動的にキャリアを構築してきたと思う理由について、自由に教えてください。(自由回答)」(n=49)と質問したところ、「自身の目標設定にOFFJTを取り入れ、資格取得を率先して取り組んでいるため」や「自分でスキルを磨いて外向きにパフォーマンスしてきたから」など37の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・46歳:自身の目標設定にOFFJTを取り入れ、資格取得を率先して取り組んでいるため。
・48歳:自分でスキルを磨いて外向きにパフォーマンスしてきたから。
・41歳:自らキャリアパスを設定し、タイミングを見ながら動いてきたから。
・45歳:転職をし、キャリアアップに努めてきたので。
・48歳:業務に必要となる専門的な資格等の積極取得。
・49歳:最近社内公募制度で仕事内容、部署が変わったから。
・42歳:自分のなりたい職業を自分で選び、積極的な活動の結果なることができたから。
・49歳:対外的な人脈を構築。
■受動的にキャリア構築してきた根拠、「その時の仕事に何も考えずに全力を尽くしてきたから」など
Q1で「やや受動的」「かなり受動的」と回答した方に、「Q3.自身が受動的にキャリアを構築してきたと思う理由について、自由に教えてください。(自由回答)」(n=45)と質問したところ、「会社の指示で異動、転勤を経験したから」や「その時の仕事に何も考えずに全力を尽くしてきたから」など35の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・41歳:会社の指示で異動、転勤を経験したから。
・47歳:その時の仕事に何も考えずに全力を尽くしてきたから。
・47歳:色々と妥協し続けてきた事が多いと思う。
・47歳:結局どうにもならないところがあるので。
・40歳:向上心がない。
・44歳:総合職の為転勤が多く計画を築けなかった。
・46歳:キャリアを構築するという気持ちがそもそもないので、敷かれたレールの上をしっかり走るだけという感じです。
・40歳:自己主張をあまりしたことがなくここまでたどり着いた感じがするから。
■能動的にキャリア構築してきた8割以上が「今後も能動的に構築予定」
Q1で「かなり能動的」「やや能動的」と回答した方に、「Q4.今後のキャリアについて、能動的に構築していく予定ですか。」(n=49)と質問したところ、「かなり能動的に構築する予定」が30.6%、「やや能動的に構築する予定」が53.1%という回答となりました。
・かなり能動的に構築する予定:30.6%
・やや能動的に構築する予定:53.1%
・あまり能動的に構築する予定はない:10.2%
・能動的に構築する予定は全くない:4.1%
・わからない:2.0%
■能動的構築に向けた今後のアクション、「社内の出世」が68.3%で最多
Q4で「かなり能動的に構築する予定」「やや能動的に構築する予定」と回答した方に、「Q5.能動的に構築する上で行おうと考えている選択肢を教えてください。(複数回答)」(n=41)と質問したところ、「社内の出世」が68.3%、「ステータスを重視した転職」が51.2%、「ベンチャー・スタートアップへの転職」が26.8%という回答となりました。
・社内の出世:68.3%
・ステータスを重視した転職:51.2%
・ベンチャー・スタートアップへの転職:26.8%
・副業の実施:22.0%
・フリーランスへの転身:17.1%
・起業:17.1%
・その他:2.4%
(回答例)49歳:キャリアコンサルタントとしての活動
■受動的にキャリア構築してきた約7割が「今後も能動的になる予定はない」と回答
Q1で「やや受動的」「かなり受動的」と回答した方に、「Q7.今後のキャリアについて、能動的に構築していく予定ですか。」(n=45)と質問したところ、「あまり能動的に構築する予定はない」が46.7%、「能動的に構築する予定は全くない」が20.0%という回答となりました。
・かなり能動的に構築する予定:2.2%
・やや能動的に構築する予定:20.0%
・あまり能動的に構築する予定はない:46.7%
・能動的に構築する予定は全くない:20.0%
・わからない:11.1%
■今後も能動的に構築しない理由、「そこまで仕事をしたくないから」が40.0%で最多
Q7で「あまり能動的に構築する予定はない」「能動的に構築する予定は全くない」と回答した方に、「Q9.能動的に構築する予定はない理由について、当てはまるものを教えてください。(複数回答)」(n=30)と質問したところ、「そこまで仕事をしたくないから」が40.0%、「一定の立場や報酬を得ているから」が36.7%、「能力やスキルに限界を感じるから」が30.0%という回答となりました。
・そこまで仕事をしたくないから:40.0%
・一定の立場や報酬を得ているから:36.7%
・能力やスキルに限界を感じるから:30.0%
・仕事よりも優先順位の高いものがあるから:23.3%
・年功序列で得られた今の立場を失いたくないから:10.0%
・その他:3.3%
(回答例)47歳:労力がかかりすぎる
■能動的にキャリア構築を行ってきた方の約7割が、自己実現の観点でこれまでのキャリアに対して満足
「Q10.これまでのキャリアに対し、自己実現の観点で満足していますか。」(n=108)と質問したところ、「かなり満足している」または「やや満足している」と回答した方が57.4%という回答となりました。
・かなり満足している:10.2%
・やや満足している:47.2%
・あまり満足していない:28.7%
・全く満足していない:13.9%
また、「Q1.今まで、あなたは自身のキャリアをどの程度能動的に構築してきたと思いますか。」という問いで「かなり能動的」または「やや能動的」と回答した方(n=49)の67.3%が、「Q10.これまでのキャリアに対し、自己実現の観点で満足していますか。」という問いに対し「かなり満足している」または「やや満足している」と回答しました。
その一方で、Q1で「かなり受動的」または「やや受動的」と回答した方(n=45)の55.6%が、Q10に対し「かなり満足している」または「やや満足している」と回答しました。
■まとめ
今回は、企業の総合職として勤める40代108名に対し、40代男性におけるキャリア構築の能動性に関する調査を実施しました。
調査の結果、これまで能動的にキャリア構築をしてきた方と、受動的にキャリア構築をしてきた方が、ほぼ同割合でいることが分かりました。また、前者の多くは今後も能動的にキャリア構築をする予定、後者の多くは今後も受動的にキャリア構築をする予定、というように、キャリア構築に対する能動性の傾向は、40代の頃には既におよそ固まっていることが多いと言えそうです。
また、自己実現の観点でのキャリアに対する満足度については、能動的にキャリア構築をしてきた方の方が、受動的にキャリア構築をしてきた方に比べてやや高いことが分かりました。
能動的なキャリア構築をしてきた方がその根拠として挙げるものとしては、社内公募制度の活用といった社内での挑戦や、転職や副業といった社外での挑戦、資格取得等の自己学習などがありました。資格取得などの座学にせよ転職・副業といった実践にせよ、自分自身のスキル・能力を見直して向上に向けたアクション(リスキリング)を取っていくことが、結果としてキャリアに対する満足度を上げることに繋がるのかもしれません。
さらに、キャリア構築に受動的だった方が今後も能動的になる予定はない理由を見てみると、「そこまで仕事をしたくないから」「一定の立場や報酬を得ているから」に次いで「能力やスキルに限界を感じるから」が多く、能動的になる意欲はあるにもかかわらず諦めてしまっている方の多くがスキル・能力面のハードルを感じてのことであることが分かりました。キャリアの方向性を受動的なものから能動的なものに変えたいと思っている方にとっても、今後納得のいくキャリア構築をしていけるようになるためにリスキリングが鍵になるのかもしれません。
≪株式会社みらいワークス 概要≫
本社 :東京都港区
代表者 :代表取締役社長 岡本祥治
設立 :2012年3月
証券コード :6563(東証グロース)
資本金 :59,315千円(2022年9月30日時点)
URL :https://mirai-works.co.jp/
事業内容 :プロフェッショナルに特化した人材サービスとソリューションサービスを提供
登録プロフェッショナル66,000名、クライアント4,500社(グループ総計、2022年12月31日時点)
各種サービス:
フリーランスのマッチングサービス「フリーコンサルタント.jp」 https://freeconsultant.jp/
お試し稼働付き転職支援サービス「大人のインターン」 https://otona-no-intern.jp/
転職支援サービス「プロフェッショナルキャリア」 https://professional-career.jp/
転職力を上げるためのキャリア情報サイト「FIND CAREERS」 https://www.findcareers.jp/
地方副業Webプラットフォーム「Skill Shift」 https://www.skill-shift.com/
地方転職Webプラットフォーム「Glocal Mission Jobs(GMJ)」 https://glocalmissionjobs.jp/
地方で働くことを考えるニュースサイト「Glocal Mission Times」 https://www.glocaltimes.jp/
グループ会社・株式会社ハイブ(http://hiveinc.jp/)運営
クリエイターに特化した転職メディア「MOREWORKS」 https://www.moreworks.jp
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