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キーンバウム、社員が中心:エクスペリエンス・チャンピオンへの道を歩むメディアマルクト・サターン 【第22回キーンバウムPeople Convention】

「従業員と管理職の育成に集中する。」欧州をリードする家電量販店メディアマルクト・サターン (MediaMarktSaturn) は、新たな人材戦略を展開している。その焦点は、企業価値、国際的コラボレーション、そして人材への回帰だ。CHROのIris Prüferは、キーンバウムのピープルコンベンションに先立ち、キーンバウムのディレクターであるDr. Stefanie Plassmeierと対談した。

メディアマルクト・サターンの従業員数は約5万人。中核ブランドのメディアマルクトとサターンを擁し、欧州13カ国に約1,000の現地店舗を展開する。さらにこれらがオンライン販売プラットフォームで包括的にネットワーク化されている。人材戦略の再編成の一環として、Iris Prüferは、企業文化、人材開発、雇用者ブランディングというテーマにさらに強い焦点を当てた。「まず次のようなことを自問した。私たちはどんな存在で、何を扱い、提供しているのだろうか? 私たちの強みや魅力とは何だろうか? どんな人材が私たちにふさわしいのだろうか?」Iris Prüferは、国際チームと共に、スタッフと管理職の育成にも力を注いだ。これまで非常に国内重視であったアプローチから、価値観に焦点を当て、国際的な方向性を提供する国境を越えたコンセプトに変革されたのである。

「すべての国で共通のアプローチを作り上げることができたことを誇りに思う」とIris Prüferは言う。すべての国が協力し、この新たな方向性に共に取り組んだ。この共同アプローチが重要な成功要因であり、それは結果の質にも反映されている。目標は、価値観の共通理解を確立し、明確に定義された理解しやすい道筋を全員に示すことであった。それは第一に、メディアマルクト・サターンの全従業員に適用される企業原則、いわゆるプリンシプルである。次に、特に管理職が模範とすべきリーダーシップの原則である。

多様で国際的なフィードバックを基に、これらの価値観に具体的な行動指針が組み込まれた。また、協力というトピックに関しても、独自の価値観として明確に盛り込まれた。

「『協力』は核を成すテーマと捉えている。チームワークを強化することで、サイロ(縦割り組織)を打破するのである」とIris Prüferは語る。その中心にあるのは、「互いに学び、一緒に学ぶ」という信条である。全体的な方向性、価値観と原則、ネットワーキングといったテーマを中心に据えた意見交換の方法を用いて、国際的かつ部門横断的な協力が強化されている。すべてのコミュニケーション活動において、雇用主ブランディングと新しいブランド・キャンペーンとの強い結びつきも見られる。キャンペーンのコンセプト「Let’s Go!」は、すべてのアクションのつながりを表し、社外だけでなく社内でも、すべてのコミュニケーションを包括するものである。「これが強い認知価値を生み出す」とIris Prüferは語る。

メディアマルクト・サターンは、新しい企業戦略によって「エクスペリエンス・チャンピオン」となることを目指している。エクスペリエンス、すなわち体験というテーマは、下記のような様々な側面で中心的な役割を果たしている。

・純粋な製品販売業者からソリューション・プロバイダーへ

メディアマルクト・サターンは、サービス&ソリューションの提供を積極的に拡大。

・継続的な学習と責任感の重視:

新しいトレーニングプログラムは、従業員の能力開発とエンパワメントを可能にするものであり、満足度とロイヤリティの向上を目指す。

・社外と社内の満足度

ネット・プロモーター・スコア(Net Promoter Score)を用いた顧客満足度の継続的な測定に加え、社内的には従業員アンケートを実施し、改善点や従業員の満足度を調査。

・顔の見えるブランディング

クロスメディアによる雇用主ブランディング・キャンペーンは、従業員自身に焦点をあてたものである。彼らはキャンペーンの顔であり、会社の多様性を代表すると同時に、個々の職務のプロフィールの幅広さを伝える。

・価値志向のアセスメントセンター

管理職を採用する際には、管理能力や戦略への適合性だけでなく、応募者が会社の価値観に合っているかどうかが重視される。

・国際的枠組みでのリーダーシップ開発

2022年以降、各々30名の管理職を対象に9カ月間の集中トレーニングとサポートを受ける国際リーダーシップ・プログラム(ILP)を実施。共同活動やワークショップ、メンタリング、個人コーチングなどが行われる。

「人事の取り組みは、最終的にはビジネスの成功につながる、と言うことを忘れず、常にビジネスとの緊密なパートナーシップを保つことが大事だ」とIris Prüferは語る。

講演者

Iris Prüfer
CHRO | MediaMarktSaturn Retail Group

Dr. Stefanie Plassmeier
Director | Leadership Development | Kienbaum

 

執筆

Lucilla Schönauer
Junior Communication Specialist

講演の全編はオリジナル記事からご覧いただけます(ドイツ語)。
https://www.kienbaum.com/de/blog/die-mitarbeitenden-im-mittelpunkt-mediamarktsaturn-auf-dem-weg-zum-experience-champion/

■キーンバウム、日系企業グループニュースレターは下記よりご覧いただけます。

http://media.kienbaum.com/wp-content/uploads/sites/13/2023/09/Newsletter_No_4_2023_JP.cleaned.pdf  

ニュースレターの定期購読は下記までお問い合わせください。

japan@kienbaum.co.jp   

第22回キーンバウム・ピープルコンベンションのカタログ(英語版)は無料でダウンロード可能です。

https://media.kienbaum.com/wp-content/uploads/sites/13/2023/07/Kienbaum-People-Convention-2023_English-version.pdf

【キーンバウム・コンサルタンツ・インターナショナル】

全世界4大陸に計22の拠点を持つドイツ最大手、ヨーロッパ有数の人事およびマネジメントコンサルティング会社。創業以来75年以上、クライアント企業との信頼関係を基礎に、組織における人材の能力を最大限に引き出すことを目標とする総合的コンサルティングを提供。

【キーンバウム・ジャパン】

キーンバウムのコンサルティング業務のノウハウを活かし、日本におけるエグゼクティブサーチを目的に設立。豊富な海外ビジネス経験を背景に、クライアントのニーズを徹底的に把握し、一貫した信頼関係の中で候補者を絞り込む。雇用契約締結だけでなく長期的な人材コンサルティングのパートナーであり続けることを目標とする。https://international.kienbaum.com/japan/