キーンバウム ジャパン、魅力的な企業は各キャリアレベルにマッチする職務内容を提供。サーベイ「Attracting Talent」（英語版）【プレスリリース】
•The Stepstone GroupとKienbaum Institute @ ISM for Leadership & Transformationが従業員8,400人を対象に共同調査
•キャリアの後半では社会的側面が重要、若いうちは自己実現重視
•10人中9人が転職を否定せず、また半数近くが転職に積極的
•現在、企業が競合他社から熟練労働者を引き抜く機会は非常に大きい
ケルン／デュッセルドルフ／ベルリン、2024年3月25日
タレント獲得競争の中で、雇用主はキャリアの段階に合わせたオファーを提供することで大きなポイントを獲得できる。これはデジタル採用プラットフォームThe Stepstone GroupとKienbaum Institut @ ISM für Leadership & Transformationがドイツの8,400人の労働者を対象に行った「Attracting Talent 2024」調査の結果である。キャリアの段階によって異なるニーズが存在する。キャリアの後半では企業文化などの社会的側面が重要視される一方、若年層にとっては自己実現が重要な役割を果たす。年齢や職業に関係なく、給与がポジションの魅力の中心であることに変わりはない。
労働市場は引き続き高いダイナミズムを示している。92%の労働者が転職の可能性を排除しておらず、そのうちほぼ半数が自ら積極的に転職活動を行っている。ベビーブーマー世代が間もなく退職することも、企業にとってのプレッシャーをさらに高めている。「専門人材の不足は単なる流行語ではなく、我々の経済に深刻な影響を与える現実の問題である。企業が注意を怠ると、優秀な人材争奪戦に敗北するだろう」と、Kienbaumのマネージングディレクター兼パートナーであるProf. Dr. Walter Jochmannは警告する。
調査結果によると、企業にとって重要なのは適応力である。労働市場のトレンドを認識し、戦略を調整する企業が成功を収めるだろう。「現在ですら人員不足が問題となっているが、これから労働者の不足が本格化する。競争力を維持するためには、画一的なソリューション以上のものが必要となる。さまざまなキャリア段階のニーズに応えることが、これまで以上に重要になっている」と、The Stepstone Groupの労働市場専門家であるDr. Tobias Zimmermannは強調する。「もちろん給与は重要な基準であるが、人生の中で変化する個人的なニーズへの対応も同様に重要である。これからは、個別かつ柔軟な人事サポートがカギとなる」と彼は強調する。
Prof. Dr. Walter Jochmannの見解では、現在の高い転職意欲は、企業が競合他社から優秀な人材を引き抜く絶好の機会を提供している。しかし、「採用プロセスはよりスリムに、より効率的に、よりスマートにならなければならない。ここで障壁を取り除く企業が、専門人材争奪戦に勝利するだろう。また、これは企業のリソースも節約することになる」と彼は強調する。本調査によると、転職希望者は転職を望むだけでなく、できるだけ早く転職を実現したいと考えており、求められる労働者は自らの有利な立場を十分に認識している。
キーンバウムについて
1945年に設立されたキーンバウムは、ドイツ初のコンサルタント会社であり、ヨーロッパ発祥の唯一の人事・マネジメントコンサルティング会社。世界4大陸に26のオフィスを構え、世界各地でビジネスを展開する。600人以上の従業員を擁する家族経営の企業として、キーンバウムは人と組織が可能性（ポテンシャル）を進展（プログレス）に変え、未来志向の体制を整えることを支援する。
サーベイ「Attracting Talent 2024」の英語版はこちらからダウンロード可能です。
https://international.kienbaum.com/wp-content/uploads/sites/13/2024/04/Attracting-Talent-2024_en.pdf
執筆
キーンバウム・プレスリリース
Lucilla Schönauer
オリジナル記事（ドイツ語）：
https://www.kienbaum.com/presse/studie-arbeitgeber-mit-jobs-passend-zur-karrierephase-besonders-attraktiv/
本記事はキーンバウム日系企業グループニュースレターNo.3/2024に掲載されたものです。ニュースレターは下記リンクよりご覧いただけます。
https://international.kienbaum.com/wp-content/uploads/sites/13/2024/06/Newsletter_No_3_2024_JP.cleaned.pdf
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【キーンバウム・コンサルタンツ・インターナショナル】
全世界4大陸に計26-2の拠点を持つドイツ最大手、ヨーロッパ有数の人事およびマネジメントコンサルティング会社。創業以来75年以上、クライアント企業との信頼関係を基礎に、組織における人材の能力を最大限に引き出すことを目標とする総合的コンサルティングを提供。
【キーンバウムジャパン】
キーンバウムのコンサルティング業務のノウハウを活かし、日本におけるエグゼクティブサーチを目的に設立。豊富な海外ビジネス経験を背景に、クライアントのニーズを徹底的に把握し、一貫した信頼関係の中で候補者を絞り込む。雇用契約締結だけでなく長期的な人材コンサルティングのパートナーであり続けることを目標とする。
https://international.kienbaum.com/japan/
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