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G-net、次世代リーダーやキャリア自律型人材育成を推進する越境研修【研修費補助】企業向けプログラム説明会を6/25(火)開催

~大手企業と協働開発したプログラム効果を、農山漁村で実証~

地域における越境学習のエキスパートとして、実践型人材育成プログラムを提供するNPO法人G-net(所在地:岐阜県岐阜市、代表:南田修司)は、「さとやま越境シェアプロ2024」への参加希望企業を対象としたプログラム説明会を、6月25日(火)に開催します。農山漁村地域における越境研修の効果を検証する実証事業として行うプログラムで、交通費・宿泊費・研修費の費用補助があり、参加企業は負担を抑え越境学習を導入することができます。

「さとやま越境シェアプロ2024」は、約半年間かけ、農山漁村地域の中小企業の事業推進・経営革新プロジェクトに取り組む、越境学習をベースとした実践型人材育成プログラムです。農林水産省令和6年度農山漁村振興交付金 農山漁村関わり創出事業を活用して実施します。

■本プログラムは、中小企業庁の支援を受け、大企業と全国10地域が協働し開発してきた越境研修プログラム「シェアプロ」のスキームを活用し、設計しています。

■企業が送り出す社員(研修生)、農山漁村の中小企業の経営者・社員、そして伴走するコーディネーターから成る「共創チーム」が、フィールドワーク型研修および実践型研修を通し、地域の課題解決に取り組みます。


説明会当日は、本プログラム概要、また参加条件や費用補助内容など募集要項をご案内いたします。また、「大企業の人材が地域で学ぶ理由・越境研修の効果と事例と題し、事例を交えながら、地域での越境研修を介して得る学びや価値について、人材を送り出す大企業と、人材を受け入れる地域の中小企業の両視点からお伝えします。

「さとやま越境シェアプロ2024」 プログラム説明会の開催概要
日時 2024年6月25日(火)13:00~14:00
場所 オンライン(Zoom)
参加費 無料

■対象
 ・企業の人事・人材育成担当者
 ・企業のCSR・CSV・サステナビリティ推進担当者
 ・企業の経営企画担当者、新規事業開発担当者
 ・社員研修として越境学習を検討されている企業の管理職の方
(本イベントは企業担当者様向けのイベントです。個人や同業の方のお申込み・ご参加はお断りいたします)

■内容
 ① 講話「大企業の人材が地域で学ぶ理由・越境研修の効果と事例」G-net 代表理事 南田 修司
 ② 「さとやま越境シェアプロ2024」の概要・募集要項説明
 ※ 本プログラムに関心をお持ちでご質問がある企業様は、別日程にて個別相談を設けさせていただきます

■説明会の申込み方法
参加を希望される企業様は、ふるさと兼業サイト(https://furusatokengyo.jp/)よりお申込みください

「さとやま越境シェアプロ2024」プログラム概要

<目的>
地域における越境研修の効果を検証する実証事業として、農山漁村と関わる人材を広げ、課題解決を推進する。また、一次産業・地域の課題解決が出来る人材を育成すること。
<内容・スケジュール>
・農山漁村地域の中小企業の事業推進・経営革新プロジェクトに取り組む、越境学習をベースとした実践型人材育成プログラム。
・プログラムは、フィールドワーク型研修と実践型研修から成ります。また、事前事後研修や報告会の実施も予定しております。
 (1)8月26日(月)~27日(火)に、岐阜において1泊2日で開催する「フィールドワーク型研修」
 (2)2024年9月〜5月のうち約4か月間実施する実践型研修 。週4〜8時間のリモートや、現地訪問(2泊3日予定)が含まれます。
・地域の受入れ先:日本各地の農山漁村地域の中小企業(具体的な受け入れ企業は、今後募集予定)
・参加費用:交通費・宿泊費・研修費は補助。食費などはご負担いただきます(費用補助は1社5名まで)
<募集概要>
募集人数 : 20名
募集締切: 2024年7月12日(金)

■次世代リーダーやキャリア自律型人材を育むプログラム

昨今、先行きの見えない変化の激しいVUCA時代において、自社業務と異なる環境での越境学習が、人材育成の手法のひとつとして注目されています。

2001年、岐阜県に設立されて以来、G-netは日本各地の豊富なネットワークを活かし、起業家的人材の育成を通じた地域活性化に取り組んできました。近年の経済環境の変化に対応する企業の人材確保・育成のニーズに応えるため、地域の魅力的な企業と意欲ある主体的な人材をマッチングし、地域課題解決と人材育成を両立させた「実践の場」を通して学ぶ越境研修プログラムを2017年より開始。

G-netが中心となり、現在全国10地域のコーディネート団体と連携し、日本各地で企業向けの研修を開発し、「シェアプロ」の名称で提供しています。これまで、地域の受入れ企業の63社に対し、大企業等に所属する約300名の社員を送り出してきました(2024年5月時点)。

この越境研修プログラム「シェアプロ」を通じ、地域課題解決、地域創生の現場に越境し、イノベーション創出に取り組むことで、人材成長と地域課題解決にアプローチすることができます。
これまでに参画した送り出し企業の目的として、以下のものがありました。

・地域活性化の取り組みや、リアルな社会課題の実体験を積ませたい
・新規事業や新価値を生み出す、次世代リーダーを育成したい
・人的資本経営につながる、リスキリングやキャリア自律を促進させたい
・スピード感を持った実行力や人間力を養成したい
・「CSV×DX」担い手を育成したい

加えて、企業が送り出したプログラム参加者(研修生)が得た学びや気づきとして3つの特徴があります。

  1. 事業革新という高い視座でプロジェクトに取り組むため、経営視点が養われる
  2. チームでの協働により、多様性を尊重したマネージメント力やコミュニケーション力が培われる
  3. 企画立案から実践までを短期間で行うため、スピーディーな意思決定が求められる

■農山漁村の中小企業の事業推進・経営革新プロジェクトに取り組む

本プログラムの受入れ企業の農山漁村地域においては、地域コミュニティの維持と地域産業の経営革新が急務です。少子高齢化、人材の自然減・社会減による担い手不足などに直面する中、人材活用や地域資源の発掘、環境整備など、利益追求だけでなく、社会的責任やサステナビリティを重視した、より持続可能なソリューションが求められています。

今回、プログラムへの参加企業を募集する「さとやま越境シェアプロ2024」は、これら両者の課題にアプローチします。深刻な社会課題や逆境に挑む農山漁村のリアルな実践フィールドにおいて、参加者の学びの効果を最大化させる研修と伴走支援を組み込んでいます。

NPO法人G-netとは

岐阜県を拠点に、地域の中小企業の経営革新と担い手となる若者の人材育成を通じた地域活性に取り組むNPO法人です。2004年に開始した実践型インターンシップ「ホンキ系インターン」を皮切りに、地域の右腕人材に特化した就職採用支援事業「ミギウデ」、複業兼業マッチングプラットフォーム「ふるさと兼業」、日本全国のU24世代の若者と社会人が集うオンラインキャンパス「つながるキャンパス」など、多様な人材と地域を繋げる仕組み作りを推進しています。

【公式サイト】 https://gifist.net/