Acall、ハイブリッドワーク時代の新たな働き方をサポートする AIコーチングエージェント「Acall Personal」を提供開始
〜仕事の質を高める「チェックイン/チェックアウト」に着目、パフォーマンスの向上を支援〜
WorkTech市場で事業を展開するAcall株式会社 (本社: 神戸市中央区) は、ハイブリッドワーク時代の新たな働き方に必要な要素が揃ったフレキシブルな働き方をAIを使ってセルフマネジメントをエンパワーする「Acall Personal」を提供開始することをお知らせいたします。
■ 提供背景
ハイブリッドワークやフルリモートなど多様な働き方が急速に広まっている現在、ビジネスパーソンには自律的にスケジュールやタスクを管理しながら、パフォーマンスを向上させることが求められています。特に「仕事の質」を高めることは重要ですが、目の前の課題に追われているビジネスパーソンにとって、優先順位が下がりやすく、横断的な支援が必要です。
一方、世界各国では雇用形態に関するガイドラインの制定が進んでいます。例えば、イギリスでは2023年に新たな雇用関係法(フレキシブル・ワーキング法)が制定され、従業員が柔軟な雇用形態を要求する権利が追加されました。シンガポールでもその影響を受け、2024年12月1日から在宅勤務などの柔軟な勤務形態をリクエストできるガイドラインが施行されます。そして、日本でも育児・介護休業法などの改正法が2025年4月より段階的に施行され、従業員がテレワークや時差出勤など複数の選択肢から選べる制度の義務化措置についても2025年10月から施行されることから、企業は業績を向上させながら、従業員の働き方の柔軟化を一層優先する必要があります。
こうした状況の中、「くらし」と「はたらく」を自由にデザインできる世界の実現を目指し、多くの企業の働き方を支援するAcallは、パフォーマンス向上の観点から、人的資本経営に役立つ多様な働き方を支える仕組みの構築が必要と考え、ハイブリッドワーク時代の新たな働き方に必要な要素が揃った、チームの柔軟な働き方をエンパワーする「Acall Personal」を提供することとなりました。
■ 働き方をサポートするツールの必要性
働く現場では、ハイブリッド化した環境下でのコミュニケーションを始め、会議時間の増加や質の低下、また労働時間の見直しによる業務の逼迫など、様々な課題が複雑化し、悪循環を引き起こしています。Acallが2024年6月に実施した「働き方・仕事の進め方」に関する実態調査では、【1日の始まりにその日の予定やタスクを確認し、当日の時間の使い方を決める】ことが、【自身の仕事パフォーマンスに良い効果を与える】と回答した人が95.9%もいる一方で、半数以上(54.7%)の方が【適切なやり方やより良い方法がわからない】と回答しており、働き方をサポートするツールの必要性が見られる結果となりました。こうした状況からAcallでは、パフォーマンスを高める鍵は、細切れになっているあらゆる仕事のはじめと終わり「チェックイン/チェックアウト」にあると考えました。
■ 「Acall Personal」概要
「Acall Personal」は、自律的な働き方促進・働き方尺度の確立・会議のあり方の改善に着目して開発を行いました。AIを活用し、「チェックイン/チェックアウト」の習慣化を促すことで、多様な働き方の環境下でも、自律的に働く必要があるビジネスパーソンへの支援が可能です。取り組むべきことに集中することが「仕事の質」や「会議の密度」を高めることから、セルフマネジメント力の向上、組織パフォーマンスの向上、更に企業パフォーマンスの向上を支援いたします。
▼「あらゆる仕事」のはじめと終わりにチェックインとアウトが存在
【「Acall Personal」の機能と効果】
- カレンダー連携により、1日の働き方の把握や、働き方のデザインを行い、自律的な働き方をエンパワーメント
- 会議、商談、1on1などのアジェンダ設定支援を行うことで、打ち合わせの質を向上し、会議時間の削減やムダな会議を省略
- 余白時間の活用レコメンドやマネージャー用ダッシュボードの設定により、マネジメントコストの削減(今後開発予定)
- データ分析による、オフィスとリモートの比率や時間の使い方の見直し
- 働き方に関するデータを蓄積することで、業務プロセスの改善や働き方に関する豊富なノウハウの活用
今後、AIによる余白時間の活用提案をはじめ、マネジメントボードの実装や、各種勤怠等労務ツールとの連携による最適な働き方やパフォーマンス因子の分析機能など、ハイブリッドワークの時代における企業の人的資本経営に資する多様な働き方を支える機能を順次実装予定です。
■ 事業紹介
オフィスワークとリモートワークを支えるインフラとして国内外7,000社以上の働き方を支援しているAcallは、多様な働き方で生じる「オフィス」と「組織」の課題を解決するため、オフィス体験を高めるFacility Experience 事業部と、従業員体験を高めるPeople Experience 事業部の新体制で事業を展開しています。
【 Facility Experience 事業 】
プロフェッショナルな知見とテクノロジーを活用して、ファシリティ体験を継続的に向上させるプロダクトとデータ基盤の整備を提供しています。
《 プロダクト紹介 》
業務効率化・コミュニケーション活性化・働く場所の最適化を実現するクラウドサービスです。座席予約・会議室予約・入退館管理・自動受付・リモートワーク連携・オフィス分析の機能を内包し、オフィスワークとリモートワークの最適な働き方をサポートします。
サービスサイトURL:https://www.workstyleos.com/
新プロダクトURL:https://www.workstyleos.com/solutions/aimeetingroom/
【 People Experience 事業 】
ワーカーの体験や人と人の関係をみつめ、最適な組織と従業員体験を構築するコンサルティング・コーチングサービスとプロダクトを提供しています。
《 プロダクト紹介 》
あらゆる仕事の「はじめ」と「終わり」のチェックイン・チェックアウトに着目し、時間価値の最大化をサポートするパーソナルアプリ「Acall Personal」を提供開始いたします。Acallでは、働く人それぞれの1日に寄り添い、取り組むべきことへの集中を促すことが、仕事の質や会議の密度改善などの課題解決につながると考えました。カレンダー連携やアジェンダ作成支援、オンボーディング、AIによるレコメンドなど、パフォーマンス向上をサポートし、働く人の1日をデザインします。
サービスサイトURL:https://px.acall.inc/
■ 会社概要
Acall (アコール) は神戸・東京・シンガポールを拠点にワークスタイルプラットフォーム「Acall」の開発・提供を行っています。私たちは、「くらし」と「はたらく」を自由にデザインできる世界を実現し、オンライン・オフラインに関わらず、働く時間と場所を自由に選択できる環境をサポートすることで、誰もが自分らしく生きることができる世界を目指しています。
コーポレートサイトURL: https://corp.acall.jp/